500~600人ずつ溢れる確診者に…結局コンテナ病床を動員
京畿道の病床稼働率は90%超え、重症患者の病床が不足
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
手に負えない程度…全国の病床確保に「超非常」
京畿 稼働率90%超え、重症患者の病床は4つ残る
ソウル医療院·西北病院にコンテナ病床を設置
コロナ19の新規確診者が増えながら、感染病専門病院の病床稼働率が、90%に迫っていることと知らされた。ソウル市は市立病院に、コンテナ型の治療空間150つを、今月15日以前までに設け、自治区ごとに別途のセンターも稼動する計画だと明らかにした。写真は8日、ソウル中浪区 ソウル医療院に設置された、コンテナ型治療空間。2020.12.8 オ·ジャンファン記者 5zzang@seoul.co.kr
コロナ19の新規確診者が、連日500~600人ずつ溢れながら、病床確保に非常がかかった。京畿道は、病床稼働率が既に90%を超え、重症患者の治療病床も現在4つのみ残り、病床不足が現実化している。
8日、京畿道によると、コロナ19の病床稼働率が90.9%に高まっただけでなく、人工呼吸器や人工心肺装置、高圧酸素療法などが必要な重症患者の治療病床も、49つのうち4つのみ残った。生活治療センター4ヶ所の稼動率も、前日の66.8%から69.9%に、多少高まった。
特に前日、京畿地域の新規確診者のうち、88.5%に当たる139人は、病院や生活治療センターを配置受けることができず、自宅で待機中である「隔離予定」状態だと把握された。8日0時基準、京畿道で自宅待機中の確診者は、前日の366人より30人増加した、396人と集計された。
京畿道は去る3日から、ホームケアシステムを稼動している。ホームケアシステムは、一時的な病床不足により、生活治療センターへの入所や病院への入院が遅延される際、空白を安全に埋めるシステムだ。
ソウル市の伝染病専担病院の病床稼働率は、去る7日基準で82.6%だ。重症患者専担治療の病床は計62つであり、現在入院可能な病床は6つだ。これにより市は、ソウル医療院と西北病院に、コンテナ式の移動病床を設置する計画だ。来る10日、ソウル医療院の本院に48つの病床設置を始めに、来週にはソウル医療院の分院に60つ、西北病院に42つを設置する予定だ。
療養病院発の新規確診者が急増した蔚山も、病床不足が懸念される。蔚山市は重症患者の発生に備え、感染病専担病院である蔚山大病院内の80つの病床のうち、63つのみ使用している。一部の患者は、患者を大邱医療院と慶南生活治療センターに搬送している。
忠北地域も、清州医療院など191つの病床のうち、42つの病床のみ残った。道は、病床使用率が80%を超えると、清州医療院と忠州医療院で、合わせて65つの病床を、追加確保する予定だ。釜山地域の病床使用率も、74%だ。重患者の病床18つのうち10つが残っているが、コロナ確診者の急増により、困難が予想される。
全北地域は、474つの病床のうち、現在198つを使用している。全北の病室に余裕があるのは、先月から患者が急激に増え、病室不足が予想されたことにより、今月から伝染病専担病院と生活治療センターに、病室を緊急に増やしたためである。しかし陰圧病床は、全北大病院と円光大病院に各1つ、群山医療院に2つなど、4つのみ残っている状態だ。
一方、8日0時基準で、国内のコロナ19新規確診者数は594人と集計され、去る5日0時基準の583人以後、3日ぶりに600人以下に減った。