付けないと300万ウォンの罰金…京畿道でマスクの義務化
サラン第一教会発の感染者300人超え
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
イ・ジェミョン京畿道知事、行政命令を発動
サラン第一教会の関係者の診断検査も命令
イ·ジェミョン京畿道知事(中央)とイ·ジェジョン京畿道教育監(右)、チェ·ヘヨン京畿南部地方警察庁長が18日午後、京畿道水原市の京畿道庁で合同記者会見のためにブリーフィング場所に移動している。/水原=聯合ニュース
[ソウル経済] 京畿道が、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)再拡散の局面で、道内の全地域で居住者と訪問者を対象に、マスクの着用を義務化する行政命令を発動した。
18日、イ·ジェミョン京畿道知事はイ·ジェジョン京畿道教育監、チェ·ヘヨン京畿南部警察庁長などと共に合同記者会見を開き、「去る上半期に大きな危機をようやく乗り越えた以後、二度目の峠が訪れ、憂慮してきた第2次大流行が現実化されうる、非常に危重な状況」だとし、このように発表した。住民対象のマスク着用義務化の措置は、去る5月の大邱市に続き、二度目である。これにより、京畿道の居住者と訪問者はこの日午後から全員、別途の解除措置時まで、集会·公演など多衆が集合した室外はもちろん、室内でもマスクを義務的に着用しなければならない。
ただし、日常的な私生活や食べ物の摂取など不可避な場合、義務着用の対象から除外した。このような個人防疫守則を遵守しない場合、感染病予防法により、300万ウォン以下の罰金または10万ウォン以下の過料が賦課される可能性がある。防疫守則を違反し、確診者の発生など感染が拡散した場合、それに伴う検査·調査·治療費用に対し求償権を請求する方針だ。
18日午後、京畿道水原駅に設置された、マスクを着用した市民たちの写真を集めて作った'マスクが答えだ'広告板の前を、市民たちが通っている。/水原=聯合ニュース
マスク着用に加え、京畿道は去る7日以後、サラン第一教会関連の礼拝、小集会、修練会、キャンペーンと業務で参席した人々に、来る30日までの最も早い時期に保健所と選別診療所を訪問し、診断検査を受けることを命令した。また、8日と15日に光化門の集会に参席した道民もまた、サラン第一教会の教人でなくても、診断検査を受けるようにした。集会参席者でなくても、集会現場を単純訪問したり通り過ぎた道民であれば、誰でも無償で診断検査を受けることができる。診断検査の行政命令は感染病予防法に根拠したもので、違反時2年以下の懲役または2千万ウォン以下の罰金に処することができ、これもまた命令違反として、感染が拡散すると求償権が請求される。
今回の措置は、サラン第一教会発の集団感染が17日までに312人と、去る5月の梨泰院発の集団感染277人を超えたことに伴う対応だ。京畿道だけで12~17日の6日間、119人がこの教会と関連し確診された。しかし、この教会の教人の一部は、診断検査を拒否したり、検査結果を不信し確診判定を受けて逃走するなど、防疫を妨害している、と道は説明した。イ知事はこの日の会見で、「現在は政府、ソウル市から(サラン第一教会の教人および集会参加者)名簿を待っている中」だとしながらも、「遅滞する場合、(別途の)方案がある」と明らかにした。去る3月、新天地の果川本部に対する強制疫学調査の時と同じく、京畿道が職権として、サラン第一教会の信徒名簿の確保に乗り出す可能性があることを示唆したものと解釈される。
/イ・ギョンウン記者 cloud@sedaily.com