チョン総理｢ソウル·京畿で社会的距離置き2段階に格上げ｣
新規感染者100人超えを受け、明日0時から2週間維持
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
16日0時から2週間維持…高危険施設の運営中止、スポーツ競技は無観衆
｢地方の拠点都市も防疫を強化するべき…国民の協力を頼む｣
チョン·セギュン総理｢ソウル·京畿、社会的距離置きを2段階に格上げ｣
(ソウル=聯合ニュース)イム·ホンジョン記者 = チョン·セギュン国務総理が15日午後、ソウル鍾路区の政府ソウル庁舎で開かれた緊急中央災難安全対策本部(中対本)会議で発言している。
チョン総理はこの日、中対本の会議で｢ソウル市と京畿道で、社会的距離置きを2段階に高めようとする｣と話した。2020.8.15 kane@yna.co.kr
(ソウル=聯合ニュース)パク･ギョンジュン記者 = チョン·セギュン国務総理は15日、｢ソウル市と京畿道で、社会的距離置きを2段階に高めようとする｣と話した。
チョン総理はこの日、政府ソウル庁舎で主催した緊急中央災難安全対策本部(中対本)会議の冒頭発言で、｢首都圏を中心にコロナ19(新型コロナウイルス感染症)の拡散勢がとても深刻だ｣とし、このように明らかにした。
チョン総理は、｢今回の危機を乗り越えられなければ、世界の多くの国が経験する再流行に入る可能性がある絶体絶命の瞬間｣だとし、｢首都圏での感染拡散を最大限迅速に遮断するのが、最優先の課題｣だと強調した。
距離置きが2段階に上がると、集団感染の危険が高い高危険施設の運営は中断され、スポーツ競技の観衆入場も再び禁止される。
2段階の上向は翌日である16日0時から直ちに実行し、まず2週間維持する方向でまとまったと知らされた。
チョン総理は、｢首都圏は社会的距離置きを緩和した経験があるため、再び手綱を締めるのが難しいかもしれない｣とし、｢ソウル市と京畿道は、強化された防疫守則が現場で効率的に実践されるようにし、防疫当局は自治体を積極的に支援してほしい｣と注文した。
続けて、｢全国的な拡散勢を遮断するには、ソウル·京畿地域と生活圏を共にしたり、移動と交流が活発な地方の拠点都市も、防疫努力を一層強化してもらわなければならない｣と頼みかけた。
チョン総理は、｢国民の皆さんの協力ももう一度お願いする｣とし、｢マスク着用、距離置き実践、個人の衛生守則の遵守だけが、コロナ19から自らを防御する最高のワクチン｣だと付け加えた。
首都圏でコロナ19が拡散しながら、新規確診者は前日103人(地域感染85人、海外流入18人)に続き、この日0時基準で166人(地域感染155人、海外流入11人)を記録した。新規確診者166人は去る3月11日(242人)以後、最も多い数値だ。
[グラフィック] 防疫守則の段階別措置内容
