全州国際映画祭が開幕…コロナ19の中 長期上映会は保留
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
[スターニュース ユン・ソンヨル記者]
/写真=第21回 全州国際映画祭 開幕式 オンライン映像
第21回全州国際映画祭が幕を開けた。
28日午後、全州韓国伝統文化殿堂で第21回全州国際映画祭の小規模開幕式が行われた。全州市長であるキム・スンス組織委員長の開幕宣言で始まったこの日の開幕式は、コロナウイルス感染症(コロナ19)拡散防止のためオン/オフラインで同時進行された。
開幕式にはキム・スンジュ組織委員長をはじめ組織委員関係者、全州市庁関係者、審査委員、競争作の監督など90人余りが参加した。マスクを付け1椅子ずつ空けて座った彼らは、インディーズバンド ミューズグレインの‘働きたい’の公演映像を見ながら、昨年に開かれた全州国際映画祭の思い出を振り返った。
開幕式の司会は俳優キム・ギュリとイ・スンジュンが務めた。イ・スンジュンは、“今の私たちの現実をとても正確に表現した歌なので心が暗くなる”としながら、“それでも昨年の全州映画祭の明るい姿が見えて心が和らいだ”と話した。
キム・ギュリは、“‘働きたい’の歌詞のように花吹雪が舞う道で人々が賑わい、‘深夜映画どう?’の一言でわくわくする日が早く戻ってきてほしい”と伝えた。
第21回全州国際映画祭はコロナ19事態に備え、競争作審査のための非公開上映、オンライン上映などを行う予定だ。来る6月9日から4ヶ月間開催する予定だった長期上映会は、最近コロナ19が再び拡散する兆しを見せていることから暫定延期した。
イ・ジュンドン執行委員長は、“全世界がコロナ19で苦しんでいる。全世界の全ての映画祭が中断されている。全州映画祭もコロナ19に対応する新しい方式の映画祭を準備せざるを得なかった。長期上映会はコロナ19の事態が十分に安定した後に全州市、防疫当局と相談して別途に告知して準備する”と説明した。
一方、上映作のうちオンライン上映が決まった作品は韓国映画54編、海外映画42編の計96編だ。第21回全州国際映画祭のオンライン上映作は韓国でのみ利用が可能だ。韓国の長編映画、海外の長編映画、韓国の短編映画(まとめて上映)は7000ウォン、海外の短編映画は1編当たり2000ウォンで、ストリーミングで観覧できる。オンライン上映はこの日から来る6月6日までの期間限定で実行される予定だ。
ユン・ソンヨル記者 bogo109@
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