警察、チョジュビン身上公開決定…明日フォトラインに立つ
性犯罪者として初
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
警察 “児童など被害者70人、重大な犯罪”
警察が未成年者性搾取などの疑いを受けたテレグラム‘博士部屋’の運営者チョジュビン(25)氏の見上を24日公開した。 チョ氏は性犯罪者としては初めて警察によって名前と年齢、顔が大衆に公開された。
(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)
保育園で囲碁をしながら子供たちと遊んであげる奉仕活動をしているチョジュビン氏 / 奉仕団体ホームページ
ソウル地方警察庁は24日‘身上情報公開審議委員会’を開き、去る19日に拘束された被疑者チョ氏の見上を公開することに決定した。 チョ氏の名前とともに生年(1995年)が公開された。
委員会は、“被疑者は不特定多数の女性を奴隷と指称して性搾取映像物を製作、流布するなど犯行手法が悪質的・反復的で、児童・青少年を含め被害者が70人余りにのぼるなど、犯罪が重大なだけではなく、拘束令状が発布され人的・物的証拠が十分に確保された”とし、“国民の知る権利、同種犯罪の再犯防止および犯罪予防の次元で公共の利益に符合するか可否を総合的に審議し、被疑者の氏名と年齢、顔を公開することに決定した”と明かした。
チョ氏の見上公開は性暴力処罰に関する特例法25条に根拠し、被疑者の身上が公開された最初の事例だ。これまでは主に殺人犯など強力犯罪者に対する身上のみ公開され、警察が写真を提供する代わりに留置場への移動過程、検察送致の時などにマスコミに露出された。 今回警察が提供したチョ氏の写真は行政機関に登録された住民登録写真だ。
(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)
/ソウル地方警察庁 提供
チョ氏は25日、フォトラインの前でさらに顔が公開される予定だ。 警察は同日午前8時ごろ、チョ容疑者が鐘路警察署から検察庁に送致される際、顔を公開すると明らかにした。
これに先立ち、チョグク前法務部長官の在任中に‘検察のフォトライン慣行’を廃止する法務部訓令が作られながら、チョ氏がフォトラインの前に立てなくなったのではないかという問題が提起された。これに対し警察関係者は、“警察の訓令は法務部とは別途”だとし、“チョ氏は一般被疑者ではない審議委を経て法的な根拠を基に身上公開が決定された被疑者であるため、フォトラインに立つのに制約がない”と述べた。
ただ、チョ氏が先立つコユジョンの事例のように頭を深く下げたりマスクをつけるなど積極的な露出を拒否する場合、強制して顔を公開する方案はないことが知らされた。
[チェアリ記者 usimjo@chosun.com]