国立バレエ団、隔離中日本旅行したバレリーナ解雇
異例の厳重懲戒
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中央日報
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国立バレエ団 ホームページ キャプチャー.
国立バレエ団がコロナ19自家隔離指針を破った団員たちに対する懲戒結果を16日発表した。団員 ナ・デハンは解雇、ソリスト キム・ヒヒョンは停職3ヶ月、首席ダンサー イ・ジェウは停職1ヶ月処分を受けることになった。懲戒適用は17日からだ。
国立バレエ団は先月14〜15日大邱で“白鳥の湖”を公演し、大邱・慶北地域でコロナ19が拡散したことで24日から今月1日まで自家隔離を実施した。団員たち全員発熱などの症状がなかったため保健当局による自家隔離ではなく、予防次元として国立バレエ団が決定した隔離であった。この期間だった先月27日ナ・デハンは日本旅行に行ってきており、先月26・29日それぞれキム・ヒヒョンとイ・ジェウは私設機関で特講を行った。特にキム・ヒヒョンは以前にも私設機関で数回講習を行ったことが明らかになりイ・ジェウよりも重い処罰を受けた。
団員たちに対する重い懲戒は予想されたことだ。カン・スジン国立バレエ団芸術監督はナ・デハンの日本旅行が知らされた直後の2日謝罪文を出し “団員としてしてはいけない事をしたのであり厳重な処置をとるつもりだ”と明かし、懲戒委員会を開いた。懲戒委員会には芸術監督、事務局長が参加し外部委員として理事会の理事と監事各1人ずつが含まれた。バレエ団の懲戒段階は低い方から警告・譴責・減俸・停職・解任がある。
日本旅行に行ってきたナ・デハンはこの中で最も重い処罰を受けることになった。国立バレエ団側は“バレエ団の位相に深刻な危害を及ぼしたため”と説明した。また“コロナ19により国家的に厳重な時期に国立団体として物議をかもした点に対してもう一度深く反省し、今回の事態を国立バレエ団を刷新する機会にして、機関の確立にも最善を尽くすつもりだ”と明かした。
キム・ホジョン記者 wisehj@joongang.co.kr