韓国ドラマ「SKYキャッスル」から見る韓国文化
韓国の学歴社会や家族間のストレスに共感の嵐!
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「SKYキャッスル」は昨年、韓国で人気検索ランキングで1位になりの全国視聴率は第1話の1.727%から、第16話の19.243%に急上昇した大人気ドラマです。
今回は「SKYキャッスル」が大ヒットした理由を韓国文化と一緒にご紹介いたします
一体、誰もが共感するその内容とは…!!
1. 陰謀の謎
ドラマのタイトルは「SKYキャッスル」です。
ドラマのタイトルから脚本まで、次何が起こるかを予感させるヒントや隠された意味がたくさんあります。
第16話で韓国のケーブルテレビ史上最高視聴率を記録したのも不思議ではありません。
「SKYキャッスル」というタイトルは、ドラマの主人公たちが住む超高級住宅街の名前で、病院の教授や裁判官、検察官などのエリートたちが空高く見晴らしの良い建物の中で暮らしている様子を指しているのではないでしょうか。
SKYは韓国の難関大学上位3つのソウル国立大学(Seoul National University)、高麗大学(Korea University)、延世大学(Yonsei University)の頭字語を表しています。
また、医師、弁護士、検察官の高い社会的地位が「上空にいる」という意味もあります。
このドラマは韓国の上流階級の家族が子供たちの職業を継がせるための教育方法に対する風刺と批判が含まれています。
また、家族写真に写る人の距離、両親のベッド、サウンドトラックなど、細部に至るまで今後の展開に関わる微妙なヒントが隠されています
2. 韓国文化の反映
高級住宅街に住む5つの家族はそれぞれ異なる教育方針を持っていますが、韓国高校の莫大な学問的プレッシャーへの不満を漏らしています。
韓国の大学入学競争は非常に激しく、韓国の大学入試試験当日は株式市場は1時間遅れ、公共機関の労働時間は1時間遅れ、飛行機は 英語聴解試験中の運航は停止など、韓国社会にとって入学試験がいかに重要かを示しています
それほど韓国の入学試験は非常に重要視されていて、将来の社会経済階級までも変える可能性があるため、親は子どもを何としても押し上げようとあらゆる手段を使います。
その一つの方法が入試コーディネーターに多額のお金を費やすことです。
統計によると、高校生1人につき毎月₩515,000を授業料に費やしています。
「SKYキャッスル」は子ども達が学業に励むよう要求したり、成績レベルによって子ども達がどのように見られているか、子どもの幸せを犠牲にしてでも、人々がいかにメンツを保とうとしているかを描いています。
それぞれの家庭にはさまざまな問題や経験がありますが、果たして親の要求は本当に子どもにとっての最善なのでしょうか?
子ども達はそれを望んでいるのでしょうか?
大人になったときに、両親がしてくれたことを本当に理解し、感謝するでしょうか?
ソウル大学医学部に入学すれば、本当に順風満帆な人生を送れるのでしょうか?
親はいつも正しいのでしょうか?
「SKYキャッスル」は機知に富んだユーモラスな内容で、これらの問題を掘り下げていきます。
台湾ドラマ『子供はあなたの所有物じゃない』の韓国版と言えます。
3. 俳優達の見事な演技
このドラマが大ヒットした理由の最後は、俳優一人ひとりの演技が素晴らしいことです!
登場人物の喜びや悲しみ感じさせる演技が、聴衆を引き込み、笑いあり涙ありの作品になっています。
また、その演出は監督のユン・ジンが手掛け、スクリーンに映るたくさんの美しい瞬間を絶大な精度で細部までとらえています。
さらにクライマックスシーンが所々にあり、そのシーンですごく盛り上がります!
オリジナル サウンド トラック (OST)も適切で、ドラマの途中でサントラを聞くと鳥肌が立つほどです。
以上、最近大ヒットした韓国ドラマ「SKYキャッスル」の紹介でした。
いつも似たようなラブストーリーの韓国ドラマに飽きていませんか?
それなら韓国の現実社会を反映した「SKYキャッスル」ぜひ見てください!きっと満足できるはずです!
ここまで、韓国ドラマ|SKYキャッスルから見る韓国文化についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。