鍾路 名所|昌徳宮
かつて王族に愛された後苑を誇る宮殿!
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
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景福宮について聞いたことがある人は多いかと思いますが、昌徳宮とその後苑についてはご存知ですか?
ソウルの鍾路に位置する昌徳宮は、ユネスコ世界遺産に登録されていて、他の宮殿にはない秘密の庭園があり、王の憩いの空間として特に愛されたことで有名です
現在はその後苑も一般公開されていますが、ガイド付きツアーでの入場のみ許されています。
今日はそんな昌徳宮と後苑の観覧方法を、チケットの購入方法からすべてご紹介しましょう!
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昌徳宮|基本情報
- 住所:ソウル鍾路区栗谷路 99
(서울 종로구 율곡로 99) - 営業時間
月曜休業
区分 | 時期 | 時間 |
宮殿エリア | 2~5、9~10月 | 9:00~18:00 |
6~8月 | 9:00~18:30 | |
11~1月 | 9:00~17:30 | |
後苑 | 3~5、9~10月 | 10:00~17:30 |
6~8月 | 10:00~18:00 | |
2, 11月 | 10:00~17:00 | |
12~1月 | 10:00~16:30 |
昌徳宮|入場料
区分 | 年齢 | 個人(ウォン) | 10人以上の団体(ウォン) |
一般入場券 (宮殿エリア) | 大人(19~64歳) | 3,000 | 2,400 |
子ども(7~18歳) | 1,500 | 1,200 | |
無料:子ども(7歳以下)、シニア(65歳以上)、韓服着用者、毎月最終水曜日 無料入場するためには、身分証明書のご提示が必要です。 | |||
後苑 | 大人(19歳以上) | 5,000 | 5,000 |
シニア(65歳以上) | 5,000 | 5,000 | |
子ども(7~18歳) | 2,500 | 2,500 | |
後苑に入場するためには、一般入場券と後苑の入場券の両方購入する必要があります。 ツアーは70~90分所要予定です。 無料入場するためには、身分証明書のご提示が必要です。 |
昌徳宮|宮殿エリアツアー
言語 | 時間 |
韓国語 | 3~10月:9:30、11:30、13:30、15:30、16:30 |
11~2月:9:30、11:30、13:30、15:30 | |
英語 | 13:15 |
日本語 | 水・金・日:11:00 |
中国語 | 火・木・土:10:00 |
- ツアー所要時間:60分
- コース:敦化門、仁政殿、宣政殿、煕政堂、大造殿、楽善斎
個人ツアーとガイド付きツアーの両方とも可能です。
昌徳宮|後苑ツアー
言語 | 時期 | 時間 |
韓国語 | 11~2月 | 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00 |
3~5、9~10月 | 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00 | |
6~8月 | 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、16:30 | |
英語 | 2~11月 | 10:30、11:30、14:30、15:30 |
12~1月 | 10:30、11:30、14:30 | |
日本語 | 年中 | 13:30 |
中国語 | 年中 | 12:30 |
3~6、9~11月中
- ツアー所要時間:90分
- コース:咸陽門、芙蓉池、不老門、愛蓮池、演慶堂、尊徳亭、玉流川、敦化門
7~8、12~2月中
- ツアー所要時間:70分
- コース:咸陽門、芙蓉池、不老門、愛蓮池、尊徳亭、演慶堂、敦化門
後苑を訪れるためには、ガイド付きツアーに参加する必要があります。
オンラインでの予約は、訪問日の6日前の午前10時から訪問日の前日まで可能です。
各ツアーには最大100人まで参加が可能で、50人はネットでの事前予約が可能で、残りの50人分は当日チケット売り場で販売します。
ツアー時間とコースは状況により、変更される場合があります。
ツアーの予約はコチラ
昌徳宮|おすすめ理由
- 数多くの韓国ドラマがこの宮殿と後苑で撮影されました。
- 無料ガイド付きツアーは、いろんな言語で提供されています。
- 他にはない広大な後苑は特に王に愛されていました。是非直接見に来て下さい!
昌徳宮|注意事項
- 宮殿のみを訪れる際はサンダルでも問題ありませんが、後苑を回る際は歩く距離が長く坂があるため、スニーカーで訪れることをおすすめします。
- 後苑のツアーは1時間以上かかるため、温度調節ができるジャケットなどをお持ちになると良いかもしれません。
昌徳宮|訪問レポート
ソウルの五大宮殿のひとつである昌徳宮では、人気の理由である後苑に入るため、ガイド付きツアーに参加する必要があります。
せっかく訪れるからには後苑も観覧したいので、私たちはオンラインでチケットを予約しました
オンラインでの予約は訪問日の6日前から可能です!
まず、ウェブサイトでアカウントを作りログインし、訪問日を選択し当日までに入場料の支払いを済ませます。
例えば4月25日に訪問ご希望であれば、4月19日から事前予約が可能で、予約完了後は余裕を持って前日の4月24日までに決済しましょう
予約時にはツアーの言語を選ぶことも忘れずに!
韓国語、英語、日本語、中国語などの言語オプションが時間の横に表記されているので、その中から選びましょう
ツアーの参加者数には限度があるため、外国語ツアーへの韓国人の同伴は最大2名と決められています。
決済はアカウントの確認ページから行うことができます。
ここでの注意点は、予約を英語で行うと決済時に韓国でのカードは使えず、外国でのカードでのみお支払いが可能です!
決済が済んだ後はツアーが始まる30分前に表示されるモバイルチケットで入場するか、チケット売り場で紙のチケットに変更して入場することができます
チケット売り場
そして後苑のチケット以外にも、宮殿に入るチケットを別途購入する必要があります!
韓服を着ている方は入場が無料になりますが、私たちは着ていなかったのでチケットを買いました。
ついでに事前予約しておいた後苑のチケットも紙で発行してもらったので、これで準備は満タンです
宮殿エリア
景福宮に負けないくらい広々としている昌徳宮
その敷地の3分の2は後苑であり、ガイドさんと一緒に回る予定なので、それ以外の場所をのんびり見て歩くことにしました。
宮殿エリアは個人的に見て回ることにしたので、おすすめコースに従って順に見ていきます
敦化門
パンフレット
まず初めに、「敦化門」が見えてきました。
もともと昌徳宮は文禄・慶長の役で全焼してしまいましたが、光海君によって再建され、この正門は今や大韓民国最古の門だと言われています
仁政門
景福宮の建物と似ていながらも、少しずつ色味が異なるように感じました。
仁政殿
「仁政殿」は昌徳宮の正殿であり、宮殿内外での公式行事が行われていた、国宝第225号
王の権威を象徴する様々な装飾が施されていて、迫力満点です!
宣政殿
「宣政殿」は王と臣下が議論したり、宴会が開かれたり、公式の執務の場として使われました。
煕政堂
宣政殿のその先にある「煕政堂」は、王の生活の場として使われました。
一部西洋式に改造されていて、他の建築物より鮮やかな色合いが特徴です
大造殿
「大造殿」は王と王妃の寝殿です。
この建物は数々の王がその生涯の最後を迎えた場所でもあります。
誠正閣
これまた他とは一風変わった建築方式でできている「誠正閣」は、王子の勉強部屋でした
建物の名前には誠実で正しい心を持つように、という意味が込められているそうです。
後苑
お次にガイドさんと一緒に回った後苑をご紹介しましょう!
ツアーの出発時間が近づくと、後苑の入口付近でアナウンスが聞こえてきました。
ガイドさんと会った後は案内に従いながら、お庭の中へと進んでいきます
芙蓉池
まず初めに出てきたのは「芙蓉池」です。
その美しさに思わず、王に愛された庭園と呼ばれることに納得しました!
この池周辺では軽く自由時間を設けてくださるので、ゆっくり観賞することができます
不老門
その下を通り抜ければ不老になれると言い伝えられていた「不老門」
信じるか信じないかは皆さん次第ですが、くぐっておいて損はしませんㅎㅎㅎ
くぐった後はガイドさんも『若返ったように見えますね!』なんて冗談を言ってくださいました
愛蓮池
お次にもうひとつの小池、「愛蓮池」がでてきました。
ここでは小池を眺めながら少し立ち止まり、王族の物語についてやすぐ横の演慶堂の壁について学びました
演慶堂
尊徳亭
「尊徳亭」に着く頃には、韓服に身を包んだ人々が催し物をしていました。
ガイドさんによると韓国の伝統文化芸術を学んでいる学生たちが、時折昌徳宮の後苑内で練習をするそうです
ラッキーなことに私たちはその一部を観賞することができましたが、できればすべてのパフォーマンスを見たいところでした!
観覧亭
《キングダム》
庭園のさらに奥に進むと、また小池がでてきました。
ここは秘苑と呼ばれるのに相応しい山奥の静かな一帯にあり、その非現実的な風情の中では《キングダム》や《雲が描いた月明り》などが撮影されました
尊徳亭
玉流川
ツアーの最後には「尊徳亭」と「玉流川」を見て回りました。
ツアーは大体1時間~1時間半近くかかり、広い後苑内をぐるっと一周歩きました
ソウルの大都市にいることを忘れ、ひと昔前にタイムスリップしたような特別な時間を過ごすことができました
ツアー終了後は敦化門で解散するので、そこから宮殿の外へ出るも、また宮殿エリアを見回るも自由です。
紅葉時期
昌徳宮と後苑はいつ訪れても美しいですが、秋の紅葉シーズンが特に人気です
後苑のチケットを買うのが難しくなりますが、秋に韓国を訪れの方は是非お見逃しなく!
昌徳宮|行き方
地下鉄3号線安国駅3番出口から出ます。
道なりに真っ直ぐ、320mほど進みます。
昌徳宮が左手に見えてきます。
昌徳宮|アクティビティ
人力車を利用すれば特別さが増す上に、車夫さんからこの地域の小話を聞かせてもらうこともできます
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韓服を着て訪れるのは景福宮だけではありません!
美しい後苑で韓服姿の写真を残しましょう
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ここまで、昌徳宮についてご紹介しました。
いかがでしたか?
昌徳宮で王に愛された庭園をどうぞご堪能下さい
ソウルのその他五大宮殿のまとめについてはコチラ
ここまで「鍾路 名所 |昌徳宮」についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.comまでメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。