ソウルの紅葉は、例年10月下旬〜11月上旬が見頃の目安。山へ出かけなくても、古宮や公園、大学の並木道で秋の景色に出会えます。初めてなら景福宮や徳寿宮、カフェ巡りも楽しむならソウルの森がおすすめです。
この記事では、地下鉄で行きやすいソウルの紅葉スポット12か所を紹介します。見どころだけでなく、近くの街との組み合わせ方や、予約・服装の注意点もまとめました。
情報確認:2026年10月27日。紅葉の進み方は気温や雨、木の種類によって変わります。掲載写真は撮影時のもので、現在の色づきを示すものではありません。
ソウルの紅葉、どこへ行く?
古宮と紅葉を楽しむなら昌徳宮後苑・景福宮・徳寿宮。平坦な道を中心に歩きたいならソウルの森・石村湖、川沿いの夕景なら汝矣島漢江公園が候補です。南山は坂道が多いので、散策と展望台のどちらをメインにするか決めておくと移動が楽になります。
1. 梨花女子大学(イファヨジャデハッキョ)

住所:서울 서대문구 이화여대길 52
アクセス:地下鉄2号線・梨大駅2・3番出口
ECCの建築と、周囲の木々の赤や黄色を一緒に楽しめるキャンパス。直線的な建物を背景にすると、秋らしい一枚が撮れます。新村や弘大での買い物と組み合わせるのもおすすめです。
訪問のヒント:大学は学生が学ぶ場所です。見学できる範囲を守り、授業中の教室や立ち入りが認められていない建物には入らず、静かに散策しましょう。
関連ガイド:梨大駅
2. 慶熙大学(キョンヒデハッキョ)

住所:서울 동대문구 경희대로 26
アクセス:地下鉄1号線・京義中央線・水仁盆唐線の回基駅から徒歩またはバス
西洋風の建物を囲む木々が色づく、写真好きにおすすめのキャンパス。建築だけを大きく写すより、並木や歩道を手前に入れると奥行きのある秋景色になります。
訪問のヒント:回基駅からキャンパスまでは少し距離があります。地図で目的の建物までの経路を確認し、学内では当日の見学ルールに従ってください。
3. 成均館大学・成均館(ソンギュングァン)

住所:서울 종로구 성균관로 25-2
アクセス:地下鉄4号線・恵化駅4番出口
大学に隣接する成均館一帯では、伝統建築とイチョウの組み合わせが秋らしい風景をつくります。大学路で食事や観劇を楽しむ日に、立ち寄り先として加えてみてはいかがでしょうか。
訪問のヒント:建物や中庭の公開範囲は現地の案内に従ってください。大学の構内と成均館の見学エリアは分けて考え、立ち入り可能な場所から楽しみましょう。
関連ガイド:恵化駅
4. ソウルの森

住所:서울 성동구 뚝섬로 273
アクセス:水仁盆唐線・ソウルの森駅4番出口/地下鉄2号線・トゥッソム駅8番出口
イチョウやメタセコイアの並木を、ゆっくり歩いて楽しめる街なかの公園。広い空と木々を眺めて過ごした後は、聖水洞のカフェやショップへ。紅葉と街歩きを一日で楽しみたい人にぴったりです。
訪問のヒント:園内をすべて回ろうとせず、散歩したい並木道を地図で選ぶと無理のない行程に。週末の混雑を避けたい場合は、平日の午前中が候補です。
写真出典:ソウルの森公式サイト
5. オリンピック公園

住所:서울 송파구 올림픽로 424
アクセス:地下鉄5・9号線・オリンピック公園駅3・4番出口
広い芝生や夢村土城の周辺など、木々と開放的な風景を楽しめる公園です。人気の「ひとりぼっちの木」だけを目指すのではなく、水辺や並木にも足を延ばすと、違った秋の表情が見つかります。
訪問のヒント:園内は広く、目的地によって便利な入口も変わります。世界平和の門方面は8号線・夢村土城駅も利用できます。蚕室観光と合わせる日は、歩く範囲を絞りましょう。
写真出典:21sunsik
6. 汝矣島漢江公園(ヨイドハンガン公園)

住所:서울 영등포구 여의동로 330
アクセス:地下鉄5号線・汝矣ナル駅2番出口
紅葉だけでなく、漢江とソウルの街並みを一緒に眺めたい日に。午後に汝矣島で買い物や食事を楽しみ、夕方に川沿いを散歩すると、日没まで無理なく過ごせます。
訪問のヒント:川沿いは風が強く、日が落ちると冷え込みます。長く座って過ごす予定なら、防風性のある上着を持っていきましょう。
写真:汝矣島公園。漢江沿いの汝矣島漢江公園とは別の公園です。汝矣島エリアの街歩きと合わせて楽しめます。
7. 昌徳宮 後苑(チャンドックン・フウォン)

住所:서울 종로구 율곡로 99
アクセス:地下鉄3号線・安国駅3番出口
池や亭子、木々が自然の地形に沿って配置された王室の庭園。色づいた葉と水面、伝統建築を落ち着いて眺めたい人におすすめです。一般の宮殿エリアとは違う、庭園ならではの景色を楽しめます。
訪問のヒント:後苑は宮殿の一般観覧と別の入場管理があるため、通常の入場券だけで自由に入れると考えないようにしましょう。公式の予約画面で、希望日の観覧枠・言語・料金を確認してから予定を組むと安心です。
8. 景福宮(キョンボックン)

住所:서울 종로구 사직로 161
アクセス:地下鉄3号線・景福宮駅から光化門方面へ
初めてのソウル旅行なら、古宮と紅葉を一緒に楽しめる景福宮へ。庭園や池の周辺を散策した後は、西村や三清洞で食事やカフェ休憩を挟むと、歩き疲れずに過ごせます。
訪問のヒント:2026年下半期の一般夜間観覧は9月2日〜10月2日で、すでに終了しています。「11月初旬まで夜間公開」との旧情報で予定を立てないようご注意ください。別企画の夜間イベントと一般夜間観覧は、日程も入場方法も異なります。
関連ガイド:景福宮駅 / 韓服(チマチョゴリ) / 夜間公開 / 詳しい観光ガイド
9. 徳寿宮(トクスグン)

住所:서울 중구 세종대로 99
アクセス:地下鉄1・2号線・市庁駅から大漢門方面へ
市庁駅の近くで、短い滞在でも立ち寄りやすい古宮です。韓国の伝統建築と西洋式の建物、秋の木々が同じ敷地に並ぶのが魅力。宮外の石垣道も、ゆっくり歩きたい散策路です。
訪問のヒント:石垣道の散歩と宮殿内の観覧は別です。入宮する場合は、休館日と最終入場時刻を確認しておきましょう。明洞方面の観光とも組み合わせやすい立地です。
10. 南山公園(ナムサン公園)

住所:서울 중구 삼일대로 231(南山公園の案内住所)
アクセス:地下鉄4号線・明洞駅周辺から徒歩・ケーブルカーなど
斜面を彩る木々と、ソウルの街を見渡す景色が楽しめる南山。歩く時間を楽しみたい人は遊歩道へ、市街地の眺めが目的ならNソウルタワー周辺へ向かうなど、体力と時間に合わせて選べます。
訪問のヒント:明洞駅を出てすぐ山頂に着くわけではありません。ケーブルカー乗り場と展望台は別の場所なので、地図の目的地を具体的に指定しましょう。坂道を歩ける靴と、防寒用の上着があると便利です。
関連ガイド:明洞駅 / 南山ソウルタワー / 詳しい観光ガイド
展望台からの眺めも楽しむなら、Nソウルタワー展望台 入場券をチェック。展望台入場券にケーブルカー代は含まれません。
11. 石村湖(ソクチョンホ)

住所:서울 송파구 잠실로 180(湖周辺)
アクセス:地下鉄2・8号線・蚕室駅2・3番出口
湖沿いの遊歩道から、色づく木々とロッテワールドタワーを眺められます。カフェやショッピングモールも近く、散歩の後に休憩しやすいのがうれしいところ。東湖・西湖のどちらを歩くか決めておくと、短時間でも楽しめます。
訪問のヒント:オリンピック公園と同じ日に回ることもできますが、両方を隅々まで歩くと長距離になります。ロッテワールドで遊ぶ日は、湖の散歩を短めにするなど余裕を持たせましょう。
12. 仁寺洞(インサドン)

住所:서울 종로구 인사동길
アクセス:地下鉄3号線・安国駅6番出口
伝統工芸の店や茶屋を巡りながら、街なかの秋を感じられるエリアです。紅葉そのものを目当てに長時間滞在するというより、景福宮や昌徳宮の観光後に、お茶やお土産探しを楽しむ立ち寄り先に向いています。
訪問のヒント:通り全体が必ずイチョウのじゅうたんになるわけではありません。木々の色づきは年や場所によって異なるので、街歩きと合わせて楽しみましょう。
半日で回るなら?おすすめの組み合わせ
聖水エリア:ソウルの森 → 聖水洞でランチ・カフェ。平坦な道を中心に、ゆったり過ごしたい日に。
古宮と街歩き:景福宮 → 三清洞 → 仁寺洞。昌徳宮後苑に行く場合は、予約した観覧時刻を軸に行程を組みましょう。古宮を一度に詰め込まず、一か所をじっくり見るのがおすすめです。
蚕室エリア:オリンピック公園 → 石村湖 → ロッテワールドモール。公園内の移動が長いので、昼食と休憩の時間も確保してください。
街歩きから夕景へ:徳寿宮 → 明洞 → 南山。南山へ向かう移動時間を見込み、暗くなる前に散策を済ませると歩きやすくなります。
もっと本格的に紅葉を楽しむなら、郊外の山へ
街なかの散歩だけでなく、山の景色の中をしっかり歩きたいなら、ソウルから少し足を延ばしてみませんか。自分でアクセスを手配して歩く五台山と、送迎付きで参加できる大芚山のハイキングをご紹介します。
五台山|自分のペースで歩く、寺院と山のトレッキング
オデサン(五台山)では、上院寺から寂滅宝宮を経て毘盧峰へ向かうコースが紹介されています。片道3.5km、約1時間40分が目安で、山頂手前の400mには登りがあります。市内の公園散歩とは違い、山道を歩くつもりで計画しましょう。
下のK-トレッキングチャレンジは、送迎付きツアーではなく、現地を訪問して参加する外国人向け企画です。実施期間は2026年7月8日〜11月30日、グッズは数量限定。商品案内では11月15日〜12月15日は山火事警戒期間として登山可能区間が制限されるため、山頂を目指す場合は入山規制の確認が欠かせません。
大芚山|紅葉ハイキングと百済の歴史を一日で
デドゥンサン(大芚山)は、奇岩の山並みと吊橋の景色を楽しみたい方に。ソウル発の日帰りツアーは、ケーブルカー乗車後のハイキング・観光と、国立扶余博物館の見学を組み合わせた行程です。歩く時間もしっかりあるので、景色を見るだけでなく体を動かしたい日に向いています。
運行案内は2026年10月19日〜11月6日の火〜金曜日、最少催行人数は4名。ケーブルカーが天候などで運休した場合は徒歩で登る案内があるため、登り道を歩ける体力も考えて選びましょう。
紅葉の色づきや登山道の状況は天候によって変わります。予約できる日付・催行条件は各商品ページで、当日の入山規制は国立公園などの公式案内で確認してから出かけましょう。
ソウルの紅葉旅行でよくある質問
紅葉の見頃はいつ?
例年は10月下旬〜11月上旬が目安ですが、木の種類や場所によって差があります。同じ公園でも色づく時期はそろいません。出発直前に天気予報や公園の公式発信を確認し、一か所の見頃だけに予定を合わせすぎないのがおすすめです。
登山をしなくても楽しめる?
はい。ソウルの森や石村湖なら、平坦な遊歩道を中心に秋の景色を楽しめます。古宮や大学も候補ですが、段差や坂道がある場所もあるので、歩きやすい靴で出かけましょう。
昌徳宮後苑は予約したほうがいい?
観覧枠が決まっているため、事前に公式の空き状況を確認して予定を組むのがおすすめです。宮殿の一般入場とは別に後苑の観覧条件を確認し、予約画面に表示される集合時刻と言語を間違えないようにしましょう。
2026年は景福宮の夜間観覧で紅葉を見られる?
2026年下半期の一般夜間観覧は10月2日に終了しており、ソウル市内の例年の紅葉シーズンとは重なりません。紅葉は昼間の観光で楽しみ、夜景は南山などと組み合わせると予定を立てやすくなります。
大学のキャンパスは自由に入れる?
見学できる場所や時間は、学校行事や安全管理によって変わります。大学は観光施設ではないため、現地の案内を優先し、授業や学生の移動を妨げない範囲で散策してください。
どんな服装がいい?
日中と朝晩の寒暖差に対応できる、重ね着がおすすめです。ニットやフリースに加えて、風を防げる上着を一枚。漢江や南山、日没後の予定がある日は、薄手のダウンなども候補になります。
秋のソウルを、自分のペースで
紅葉の名所をいくつも回るより、気になる場所を一つ選び、近くのカフェや街歩きと組み合わせると、秋のソウルをゆっくり楽しめます。イチョウの並木も気になる方は、ソウルのイチョウスポットまとめも参考にしてみてください。
公園の秋景色については、韓国観光公社の日本語ガイドでも紹介されています。
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