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8月15日の光復節(クァンボㇰジョル)は韓国人であればなんの日か知らない人がいないほど重要で意味深い日です
韓半島が日本帝国(現在の日本)から独立し、国権を回復したことを記念する日で、韓国では法定祝日になっています
今回は光復節について詳しく見てみましょう。
光復節の意味
光復節の「光復」は「光を取り戻す」「光が帰ってくる」という意味が込められています。

1945年8月15日は第2次世界大戦で日本が連合軍に敗れ、韓半島が日本の植民地時代から解放された日です。
韓国は日本に36年間支配されていましたが、日本が韓国を植民地としている間、韓国人の名前もハングルではなく日本語に強制的に変えられ、韓国が守らなければならない文化財も日本によってたくさん失われてしましました。
これに対抗して戦い、多くの韓国人が監獄に入ったり、命を失ったりしました。
このような人々を心から想い、記憶する日が光復節です。

また、1948年8月15日は大韓民国の政府樹立を祝う日でもあります。
このように、韓国を取り戻した日を記念し、その意義を忘れないよう8月15日にこれを記念して「8.15光復節」と呼びます。
光復節のQ&A
Q.光復節はなぜ祝日なの?

韓国のすべての人々が心を一つとして忘れないようにする日だからです。
なので法で祝日と定めて、全国民がこの日を記念して祝うためにお休みます。
光復節は韓国の夏の休暇期間と重なっているので、多くの人が旅行に行ったりもします
Q.光復節になぜ韓国の国旗を掲揚するの?

誕生日パーティーをする時、家族と友達が集まってケーキにロウソクを立ててお祝いするように、韓国にいる全国民が同じ気持ちで祝うという意味で太極旗(韓国の国旗)を掲げます
私が幼い頃までは、アパート(日本でいうマンション)の半分以上がそれぞれの家で太極旗を掲揚していましたが、最近はあまり見かけなくなりました。
ですが、街中の通りや官公庁は太極旗を必ず掲げています!
韓国の5大国慶日
韓国は国家的な慶事を祝うために、全国民が記念できるように法律で定められた5大国慶日(祝日)があります。
簡単にご紹介していきます
1.三一節(サミルジョル)
3月1日

1919年3月1日、日本の植民地支配に抵抗し、独立宣言書を発表して韓国の独立意思を世界に知らしめた3·1独立運動を記念する日です。
2.制憲節(ジェホンジョル)
7月17日

自由民主主義を基本にした憲法の制定と公布を全国民が祝う日です。
5大国慶日の中で唯一祝日ではありません。
3.光復節(クァンボッチョル)
8月15日

先ほどご紹介したのでもうお分かりですよね?
韓国が日本から独立したことを記念し、大韓民国の政府樹立を祝う日です。
4.開天節(ケチョンジョル)
10月3日
韓国の根であり、最初の国家である古朝鮮の建国を記念する日で、韓国ならではの伝統的な名節です。
5.ハングルの日(ハングルラル)
10月9日

韓国人が使う言語であるハングルが作られたことを記念し、ハングルの優秀性を称えるための日です。
以上、簡単に韓国の5大国慶日についてご紹介しました。
韓国旅行をする時に、韓国の歴史である国慶日について簡単な内容と意味を知っていれば、もっと面白い旅行になるのではと思います

最後に、2019年の光復節はより大きな意味がありました。
1919年に臨時政府が樹立されて100周年になる年であり、また現在、韓国は日本と様々な理由で葛藤をしていたからです
8月15日は単なる休日ではなく、光復節の意味を刻む日として、韓国と日本がお互いにとってより良い方向に発展していくことを願っています。
ここまで、8月15日は韓国の光復節!についての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン @creatripまでメッセージを送ってください。

