「韓国人の10人に4人が日本に好感…史上最高」
日韓関係回復の兆しが影響？2015年以来最も高い数値に
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
日本のメディア団体、1000人を世論調査
1年間で関心度9.9%ポイント上昇し74%
「両国関係回復の兆しなどが反映」
日本に対する韓国人の好感度と関心度が史上最大値まで急上昇したという、日本現地メディア団体の世論調査結果が出た。
日本の公益財団法人である新聞通信調査会は、昨年11~12月に韓国、アメリカ、イギリス、フランス、中国、タイの6ヶ国でそれぞれ約1000人を対象に行った対日メディア調査の結果、日本に好感と関心を感じるという韓国人の割合が著しく上昇したと、19日に明らかにした。
日本・東京都新宿区の歌舞伎町通りを歩く人々の姿。Getty Images Bank
日本に好感があるという韓国人の割合は、2021年12月に行われた以前の調査より8.7%ポイント上昇した39.9%だった。
2015年に関連調査が始まって以来最も高い数値だと、新聞通信調査会は伝えた。新聞通信調査会は同盟通信、時事通信などの日本通信社と新聞社などが参加したメディア団体だ。
調査担当者は、「日本を訪れる韓国人が増加し、尹錫悦政権発足後の日韓関係回復の兆しが反映された結果」だと時事通信に話した。
韓国人の好感度が高い国は、アメリカ（81.2%）、イギリス（76.4%）、フランス（72.9%）、タイ（56.5%）、日本、中国（24.5%）、ロシア（16.2%）の順だった。
対日好感度はタイ人が94.7%で最も高く、続いてアメリカ人84.3%、イギリス人79.3%、フランス人76.8%の順だった。中国人は25.5%で、昨年より0.8%ポイント下落した。
日本・東京の東京タワーの様子。Getty Images Bank
今回の調査で、日本関連の報道に関心があるという韓国人の割合は、以前の調査より9.9%ポイント上昇し、74.4%を記録した。これは調査対象6ヶ国のうち1位だった。
メディアに期待する日本関連の報道内容を挙げてほしいという質問には、科学技術（80.7%）、政治·経済·外交政策（74.5%）、国際協力と平和維持活動（73.9%）、観光情報（59.5%）、歴史と文化（58.7%）の順で回答者が多かった。
しかし韓国人のうち61.8%は、「日本が東アジアで平和と安全に貢献しているか」という質問に、「貢献していない」と答えた。中国人68.2%も、日本が平和に貢献しているという見解に否定的だった。
調査で、ウクライナ情勢に関心があるという韓国人は87.2%だった。また韓国人は、世界平和に最も脅威となる国としてロシア（31.5%）を挙げた。
