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日本政府が10月11日に外国人入国制限を全面解除した後、訪日韓国人が急増している。写真は今年10月、東京·浅草通り。韓国AP=聯合ニュース
先月日本を訪問した韓国人の数が、コロナ禍以前である2019年11月の記録を超えた。国内の主要旅行会社も10月、日本政府が外国人に対する入国制限を全面解除するやいなや、航空券と旅行商品の販売が急増したと明らかにした。
韓国人51万人が訪問、圧倒的1位
入国制限が解除された後、韓国人は大阪、東京などの大都市を中心に旅行している。今後は地方小都市の訪問も拡大する見通しだ。写真は福岡県・のこのしまアイランドパーク。ペク·ジョンヒョン記者
日本観光庁の統計によると、11月に日本を訪問した全体外国人は93万4500人だった。コロナ禍以前である2019年11月の38%水準を回復した。外国人訪問客の中で最も大きな比重を占めたのは韓国人だった。31万5400人が日本を訪問し、台湾(9万9500人)、アメリカ(8万4300人)、香港(8万3000人)を大きく上回った。11月までの今年の累積訪問客も、韓国人が55万6000人で最も多かった。日本観光庁の関係者は、「東京·大阪などの大都市を中心に韓国人訪問客が急増する雰囲気であり、これからは地方小都市へと旅行が拡大する様子」だと話した。
11月の韓国人訪問客は、2019年11月(20万5000人)より53.8%増加した。当時は日韓関係が梗塞しており、韓国内でノージャパン運動が激烈だった時点である。日本旅行が指弾を受けた時期であったあめ、旅行会社と航空会社に旅行キャンセルが相次いだ。韓国人の日本旅行が最大値を記録したのは2018年で、同年の1年間で753万人が日本を訪れた。2018年11月の訪日韓国人数は58万8200人であり、今年11月はこの時の53%水準を記録した。
航空便は74%水準に回復
先月の日~韓航空便は、コロナ禍以前である2019年11月の74%まで回復した。写真は10月30日、金浦空港から大阪行きの航空手続き中の旅行客の姿。聯合ニュース
日韓の観光交流で最も重要な要素として、航空便の回復が挙げられる。今年10月に日本旅行の障壁が無くなった後、日本行きの航空便は他の国際線よりも早く回復する雰囲気だ。11月に仁川空港で運航した日本路線旅客機(貨物を除く)は計3131便(出発+到着)で、2019年11月(4198便)の74%水準を回復した。コロナの拡散が激しかった2021年11月の仁川~日本国際線の旅客機運航は264便であり、2019年11月の6%に過ぎなかった。
主要旅行会社も日本旅行商品の販売に弾みがついた。インターパークツアーは11月、海外航空券の販売量が2021年11月より1200%以上増えたと明らかにした。人気路線の半分が日本だった。大阪、東京、福岡航空券が販売量の上位1~3位を占め、札幌は5位、沖縄は9位に上がった。モドゥツアーも12月の日本旅行予約が11月より140%増加したと明らかにした。モドゥツアー日本事業部の関係者は、「冬の旅行繁忙期と円安現象、航空供給席の拡大などが相まって、日本旅行が熱い人気を得ている」と話した。