B.A.P出身ヒムチャン、控訴審で「強制わいせつ容疑認める」
1審までの否認から一点…反省文も提出
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)
無罪主張を撤回…法「被害者回復の努力を見せるべき」
歌手のヒムチャン。 写真| スタートゥデイDB
グループB.A.P出身のヒムチャン(本名キム・ヒムチャン、30)が、これまで否認してきた強制わいせつ容疑を控訴審で認めた。
12日、ソウル中央地裁 刑事控訴1-2部(部長判事メン・ヒョンム、キム・ヒョンジャク、チャン・チャン)は、ヒムチャンの強制わいせつ容疑の控訴審公判を行った。この日、裁判部はヒムチャンに「被告人の立場を聞きたい」と尋ね、ヒムチャンは「全ての部分を認める」と答えた。
ヒムチャンは2018年7月、京畿道南楊州市朝安面のあるペンションで、20代の女性A氏を強制わいせつした容疑が持たれている。A氏は警察に、ヒムチャンと知人など20代の男性3人と女性3人が一緒にペンションで遊んでいた途中、ヒムチャンが強制的にわいせつ行為をしたと主張した。警察調査の当時、ヒムチャンは「互いに好感があった」と容疑を否認し、1審でも強制性のない身体接触だったと主張してきたが、後になって容疑を認めた。
裁判部は、「以前に無罪を主張した部分を撤回して全て認めるのか」と尋ね、ヒムチャンは「そうだ」と答えた。ヒムチャンの弁護人は、ヒムチャンが作成した反省文を提出した。
昨年2月、1審の裁判部はヒムチャンに懲役10ヶ月を言い渡し、40時間の性暴力治療プログラム履修命令を下した。裁判部は、「被害者に許しを受けられる努力をする機会を与える」とし、ヒムチャンを法廷拘束はしなかった。
控訴審の裁判部はこれに対し、「1審で実刑を言い渡された。万が一控訴棄却になれば法廷拘束されるしかない」とし、「被害者回復のための姿を見せてほしい」と、供託手続に臨むことを勧めた。
供託金とは、被告人側が原告である被害者に支払う賠償金または示談金を裁判所に預ける金だ。合意としては認められないが、被害者の被害回復のために努力していると認められ、量刑に酌量される。
弁護人側は、供託手続を進めるために2ヶ月ほど時間が必要だと明らかにした。裁判部はこれを受け入れ、6月14日に次の期日を進行することにした。
一方、ヒムチャンは2012年にグループB.A.Pのシングルアルバム「WARRIOR」でデビューした後、「POWER」、「NO MERCY」、「ONE SHOT」などをヒットさせながら愛された。2019年2月に前所属事務所TSエンターテインメントと契約が満了し、再契約をせずに所属事務所を出た。グループも解散された。
強制わいせつ容疑で裁判を受けていた途中の2020年10月26日には、ソウル江南島山大路の鶴洞交差点付近で飲酒運転をして事故を起こし、在宅起訴された。