ヘンリー、親中論難に口を開く「僕の『血』のせい…心が痛い」
広報大使選任に批判相次ぐ
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)
ヘンリー。 写真=麻浦警察署
歌手のヘンリー(32)が、自身を巡る「親中論難」について「申し訳ない」と謝罪し、「僕の行動や言葉のせいではなく、僕の血のせいだということを知って心が痛い」という立場を明らかにした。
ヘンリーは今月19日、自身のInstagramに、「僕に過ちがあったのなら申し訳ない。間違った行動や言葉、全て申し訳ない」と書き込んだ。
続いて、「僕は人々に楽しみや感動や笑いを与えようとした人だが、最近はそれができなくてとても心が痛い。申し上げたいことは,僕は絶対に何かを忘れて捨てるような人ではない。最近コロナ19のせいで、どこかに行くなら最低数ヶ月はいなければならないが、その部分では申し訳ない。僕も皆さんに会いたかった」と書き込んだ。
また、「最近YouTubeや記事に出たものは、ファクトでないものがとても多い。人々がそのようなことを本当に信じるとは思わなかったので、何も言わずに静かにしていた。しかし今は、僕に直接会った人々までそのようなことを見て信じていたため、どれほど深刻なのか感じた。さらに今では正式ニュースチャンネルまで。僕だけでなく、多くの公人も同じ被害を受けたと思う」と語った。
それから、「しかし本当に心が痛いのは、コメントを読みながら知ったのは、ほとんどが僕の行動や言葉のせいで不便だったのではなく、僕の血のせいだということ」だという立場を伝え、「やりたいことは人々に笑いを与えようとすることだが、もし血のせいで不便な人がいるのなら、本当にどうすればいいのかよく分からない。ファンの皆さんに一番申し訳ない。いつも良い話をして良い姿でだけ現れると約束したが、その約束を守ることができなくて申し訳ない」と付け加えた。
最近、ヘンリーが麻浦警察署の学校暴力予防広報大使に委嘱され、これに反対する一部ネットユーザーの声が大きくなった。麻浦警察署のホームページには、「ヘンリーの広報大使委嘱を反対する」という書き込みが相次いで掲載された。「広報大使に値する韓国人はいないのか。なぜ親中のヘンリーなのか」、「中国系外国人を広報大使にする理由は何なのか」などのネットユーザーの抗議文が相次ぎ、一時麻浦警察署のウェブサイトのサーバーがダウンした。
このような出来事が起こったのは、ヘンリーがこれまで大衆の情緒と相反する親中性向を表したためである。
ヘンリーは昨年10月1日、中国国慶節を記念してweibo(中国SNS)に祝賀の書き込みを掲載し、中国国旗である五星紅旗が描かれたマスクを着用した。中国のバラエティ番組『低鷲歌舞 シーズン4』で、韓服のトゥルマギ(伝統衣装)を着てパンソリ「広報歌」に合わせて踊りを踊る中国人出演者の舞台が「朝鮮族の伝統舞踊」と紹介されると、審査委員として出演しながらもこれに沈黙したという批判を受けたりもした。2018年の南シナ海領土紛争当時には、「一つの中国」を支持するポスターをweiboに掲載したこともあった。
一方、ヘンリーは香港人の父と台湾人の母の間に生まれた、カナダ国籍の中国系カナダ人だ。2008年にグループSUPERJUNIOR Mのメンバーとしてデビューし、韓国と中国を行き来しながら活動している。