韓流ビザとは？
別名「韓流ビザ」新設...内容は？
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
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コロナ19により自由に旅行ができない今、韓国に旅行に来れる日を待ち遠しにしている皆さんの間で、もう一つの関心ごとが韓国に入国できるビザであることと思います。
今回は最近新たに新設される予定であると言う別名「韓流ビザ」について調べてみました。
旅行ビザとは全く異なるものですが、気になる方はぜひ読んでみてください
韓国法務部の新政策
韓流ビザ？
簡単に言うと「K-popなど文化関連分野の人材を誘致するためのビザ」
韓国国内の芸能界活動のために韓国に滞在するか、韓国有名芸能企画会社の先進システムを学ぶために留学出来る「文化留学生」に対するビザ発行を包括的に許可して国際舞台で韓流コンテンツの競争力を高めるという計画のもと新設された政策の1つです
しかしこのビザが発行されれば、専属の事務所に所属していなくても韓国でKコンテンツを学ぶことが出来るようになるそうなのです。
背景には？
韓国法務部は今年2022年、科学技術と文化分野で外国人人材の入国及びビザ発行を支援するための滞在支援制度を導入します。
開放的かつ包容的移民政策という基調の下、外国人人口流入を増やすための様々な政策も推進する方針だと言います。
昨年基準で国内滞在中の外国人数は197万4千512人で、全体人口の3.82％を占めますが、韓国と人口水準が似ているスペインやイギリスなど西欧圏諸国が１０％を上回るものと比べるとかなり低い数値であることから導入されたものです。
2016年以降着実に増加していた外国人の割合は、コロナ19の拡散が本格化した2020年から下落傾向に入り、当局は低出産時代に国家成長動力維持のためには、外国人労働人口の流入が必須だと見て、移民人口増加を目標に包容的・開放的移民政策を樹立して推進する計画だと言います。
当局は、国内で席・博士課程を終えた科学人材が卒業後就職前まで国内に安定的に滞在できるように、「優秀人材永住・帰化ファーストトラック」制度を来年上半期に導入するとし、制度が施行されれば、国内で学位を取得した外国人は留学ビザが満了した後も就職前まで国内安定的に滞在しながら雇用を見つけることが出来るようになるそうです
そんな背景から、Kコンテンツのビザも新設されることになったと言うわけです。
国内の反発
しかし国内では「(韓流)文化人材、韓国内にもたくさんいるんじゃない？」「韓国の人材からまず解決してほしい」「(不法滞在などの問題から)もっとビザの発行を厳しく取り締まろうとしているところに、この政策はなんなんだ」など反対する意見もあるのが事実です。
中国では、このビザにより永住権を獲得できるようになるのではと言う報道があり、それが韓国に伝わって一部では反発が起こったりもしたようです。
これにより法務部は韓流ビザは全世界にKコンテンツの需要を満たすために作ったと話し、特定の期間でダンスや歌等の韓流文化を学ぼうとする外国の若者を対象にもっとたくさんの機会を与え、外貨の維持や韓流文化の拡張、就職口の創出にも期待をしていることを明らかにしました。
具体的な内容
しかし、正式なビザの名前から専門教育機関の選定、ビザ発給の具体的な基準や手順、人材選別過程、規模等具体的内容はまだ何も確定していないそうです。
また、研修が終わった後、所属事務所との契約等の優秀な人材を選別する過程を別に作るとし、外国人留学生、永住・帰化ファーストトラック制度とは別物であるため、永久滞在権の獲得はできないものと明らかにしました。
最後に法務部は、国民が心配する制度の副作用を最小化するため、政策樹立の過程で十分に国民の意見を取り入れ、補完すると話しました。
(この記事は情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)
