パク・ソダム、健康検診でがん発見…甲状腺乳頭がんとは一体
手術を終えて回復に集中…時期作の広報活動は不参加に
(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)
映画「パラサイト」の主役女優パク·ソダム(30)が、甲状腺乳頭がんの診断を受けたという残念なニュースが伝わった。パク・ソダムは手術を終え、回復に集中している。
女優パク·ソダム / 聯合ニュース
パク·ソダムの所属事務所アーティストカンパニーは13日、「パク·ソダムが定期健康診断の過程で甲状腺乳頭がんの診断を受け、医療陣の所見に従って手術を終えた状態」だと明らかにした。
続いて、「今後健康な姿で皆様にご挨拶できるよう、回復に集中する予定であり、所属事務所も女優が健康を回復するために最善を尽くす」とした。
パク·ソダムがかかった「乳頭がん」は甲状腺がんの中で最もよくあるがん
普通、甲状腺がんはほとんど症状がないため、知らずに過ごした後に健康検診を通じて発見する場合が多い。パク·ソダムもやはり、定期健康検診でがん発病の事実を知ることになった。
甲状腺がんは、発生部位やがん細胞の成熟度(分化)によって細分化される。大きく乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分けられる。韓国の甲状腺がんの大多数は、乳頭がんと濾胞がんだ。パク·ソダムがかかった乳頭がんは、国内の甲状腺がんのうち90~95%を占めるほど最も多いがんだ。30代前後の若い女性によく発見され、がんの進行速度が遅く、治療予後も一番良い。
乳頭がんの診断を受けたからといって、直ちに手術をしなければならないわけではない。腫瘍の大きさが1cm未満であったり、腫瘍が1つであったり、リンパ節転移がない場合、すぐに手術を行わずに6ヶ月単位で検査をしながら見守る「能動的監視」治療法を考慮することもできる。ただし、腫瘍の大きさが1cm以上であったり、腫瘍の数が多く、家族歴があったり、リンパ節転移が疑われる場合、手術は必須だ。
乳頭がんの次によくあるがんは濾胞がんで、2~3%程度を占める。濾胞がんの90%は、他の臓器に転移しない最小侵犯型がんだ。片方の甲状腺を切除する半切除手術で治療することができる。髄様がんと未分化がんは全体甲状腺がんの1%に過ぎないが、他のがんより進行速度が速く、予後が良くないため、発見されると大きさに関係なく手術をしなければならない。
一方パク·ソダムは、来年1月12日に初のワントップ主演映画「特送」の公開を控えている。パク·ソダムは手術後に回復中であるため、「特送」の広報活動には参加できない。