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噂のみ流れていた「音源買い占め」初確認…歌謡界に波紋

人気トロット歌手ヨンタクの事務所代表が検察送致

Dahye Ko
3 years ago
噂のみ流れていた「音源買い占め」初確認…歌謡界に波紋-thumbnail
噂のみ流れていた「音源買い占め」初確認…歌謡界に波紋-thumbnail


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)

「突然上昇してから順位が墜落する事例が多い」…0時機会の声も

(この写真の著作権は聯合ニュースにあります)
買い占めで歌謡界が「ざわつき」(CG)
[聯合ニュースTV提供]

(ソウル=聯合ニュース)イ·テス記者 = トロット歌手ヨンタクのヒット曲「君がどうしてそこから出てくる」が、音源の買い占めに関与したことが明らかになりながら、歌謡界は「ついに来るべきものが来た」という雰囲気だ。

ここ数年間、音源の買い占めが横行しているという噂は広まっていたが、事実として確認されたのは初めてだ。今回の事案の場合、警察捜査を通じて真相が明らかになっただけでなく、当事者も過ちを認めた。

4日、歌謡界によると、MILAGROのイ·ジェギュ代表は、ヨンタクが無名歌手だった2019年、「君がどうしてそこから出てくる」を違法な方法でストリーミング、つまり買い占めした。

イ代表は、このような事実がソウル警察庁の捜査結果で明らかになったことで、音楽産業振興法違反などの容疑で起訴意見として検察に送致された。

イ代表は、「無名歌手の曲を多くのに知らせようという個人的な欲にしばらく理性を失い、『してはならない行動』をした」としながらも、「今回の件は私が独断的に行った」とし、容疑を認めながらもヨンタク本人の介入は否認した。

歌謡界では、噂のみ流れていた音源の買い占めが初めて究明されたことに注目している。

音源の買い占めを根絶しようと2013年、SM・YG・JYP、STAR EMPIREら4大大型芸能事務所がソウル中央地検に捜査を依頼したが、明確な成果を出せずにうやむやになったことがあった。

また一部のバラード歌手たちが、実際の人気と比べ音源順位が過度に高いとして買い占め疑惑を受けたり、買い占めの現場として疑われる「作業現場」がメディアに一部報道されたりしたものの、取り上げられた当事者たちは全員強く否定した。

(この写真の著作権は聯合ニュースにあります)
ヨンタク
[聯合ニュース資料写真]

さらに、一部の歌手たちを実名で取り上げながら音源の買い占め疑惑を提起した歌手パクキョンが、名誉毀損容疑で有罪が認められながら、歌謡界では音源の買い占めを公に指摘しづらい雰囲気が作られたりもした。

歌謡界に長年携わってきたある関係者は、「これまで誰が(音源を)買ったなどという噂は流れていた」とし、「『一定期間』出すたびに『特定会社』の音源のみがヒットしすぎていたが、買い占め問題が浮き彫りになりながら、検警捜査が始まるとチャート順位が下がる場合が代表的」だと話した。

それから、「特別なファンダムがないにも関わらず、出すたびに音源がヒットするケースが疑いを受けた」とし、「音源買い占めのための機械を回すブローカーが数十人いて、彼らが事務所と会っているという噂も聞こえる」と伝えた。

別の歌謡界関係者は、「これまで音源の買い占めによって、真面目にアルバムを出す歌手たちも非難を多く受けた事例がある」とし、「これを機会に音源買い占めが根絶し、音楽産業が透明に発展することを願う。むしろよかった」という反応を見せた。

一方、歌謡界の一部では、FacebookなどSNSを通じた広報は、音源の買い占めとは区別されるべきだという声も出ている。

歌謡界によると、Facebook広告を通じて音源の露出頻度を高めるには1億~2億ウォンがかかる。これを通じて消費者が当該の歌に接し、これが実際の音源サイトのストリーミングに繋がるのは、一種の合法的なマーケティングだということである。

ある歌謡界関係者は、「Facebookで『いいね』が10万個もあれば、当たり前に音源サイトの順位が上がるしかない」とし、「もちろんこのような『根拠』もなく急にチャート順位が上昇する
曲は、疑ってみなければならない」と指摘した。

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