(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)
非コンペティション部門に招待されたハン·ジェリム監督の作品
メディア試写が始まるや否や予約完了
現地メディア「強烈で現代的な災害映画」

16日夕方(現地時間)、ハン·ジェリム監督(右側から2番目)とイ·ビョンホン、イム·シワン、ソン·ガンホなどが、「非常宣言」カンヌ国際映画祭ワールドプレミアが開催された、リュミエール劇場の前で手を振っている。 ShowBox提供
第74回カンヌ国際映画祭の公式セクションである非コンペティション部門に招待された、災難映画「非常宣言」が16日夕方(現地時間)、カンヌ国際映画祭のメイン上映館であるリュミエール大劇場で、ワールドプレミアとして公式上映され、好評を受けた。
公式上映に先立って行われたレッドカーペットには、「非常宣言」のハン·ジェリム監督からソン·ガンホ、イ·ビョンホン、イム·シワンまで3人の出演俳優が参加し、取材陣のフラッシュ喝采を受けた。ハン監督と俳優たちは、タキシード姿で余裕のあるポーズを取りながら取材陣に応えた。
オンライン申請で進められた「非常宣言」メディア試写は、オープンと同時に予約が完了するなどら現地の取材陣から高い関心を受けた。特に、「パラサイト」で一昨年カンヌ国際映画祭を総なめしたソン·ガンホが、第74回カンヌ映画祭の審査委員に委嘱され、イ·ビョンホンが映画祭閉幕式の授賞者として参加した点も、現地メディアの注目を浴びた理由だった。

16日夕方(現地時間)、ハン·ジェリム監督(右側から2番目)とイ·ビョンホン、イム·シワン、ソン·ガンホなどが、「非常宣言」カンヌ国際映画祭ワールドプレミアが開催された、リュミエール劇場の前で手を振っている。 ShowBox提供
映画「非常宣言」は、史上初の災難状況に直面し、無条件の着陸を宣言した飛行機を巡って繰り広げられるストーリーを描いている。「ザ・キング」(2017)、「観相」(2013)などを演出してきたハン·ジェリム監督の新作であり、ソン·ガンホ、イ·ビョンホン、チョン·ドヨン、キム·ナムギル、イム·シワン、キム·ソジン、パク·ヘジュンなど、豪華キャスティングで話題を呼んでいる。
この日の試写会は、上映中に4回の拍手が起こり、エンディングクレジットが上がる時に歓呼と拍手が10分余り続くなど、現場の反応が熱かったと伝えられた。

カンヌのレッドカーペットを歩いているハン・ジェリム監督。ShowBox提供
上映後に監督と俳優たちは、スクリーンの前に登場して感想と感謝の挨拶を伝えた。演出を担ったハン·ジェリム監督は、「シーンごとに拍手をし、映画を楽しむ姿がとても幸せで、楽しかった」と話した。審査日程のため「非常宣言」ワールドプレミアの全体を見ることができなかったソン·ガンホは、「ソウルに行って必ず見る。面白ければ幸いだ」と話した。イ·ビョンホンは、「こうした良い経験をもう一度することになり、とても光栄で感動的だ」と話した。イム·シワンは、「緊張しながら見た。先輩たちと一緒に演技し、とても光栄だった。本当に感謝している」と話した。

カンヌのレッドカーペットを歩いている俳優ソン・ガンホ。ShowBox提供
上映が終わった後、全世界の映画関係者たちの好評も続いた。「完璧なジャンル映画の誕生」という絶賛を送ったカンヌ国際映画祭の執行委員長ティエリー·プリモは、上映が終わっても「驚くほど素晴らしい!驚嘆する」と、惜しみない賛辞を送った。
海外メディアの好評も続いた。フランスの有力映画専門月刊誌「シネマティーザー」は、「強烈ながらもとても現代的な災難映画」と評し、「ニューヨーク・オブザーバー」は、「恐ろしいほどタイムリーな、驚異的な緊張感の航空災難映画」と感想を伝えた。AFP通信は、「2時間30分があっという間に過ぎてしまった」と高く評価した。

カンヌのレッドカーペットを歩いている俳優イ・ビョンホン。ShowBox提供

