出典:ドラマ SKYキャッスル
こんにちは
韓国人が毎日お伝えする
最新韓国旅行情報Creatripです!
韓国の教育熱は有名な話ですよね。
子どもを持つ韓国人オンマ(お母さん)たちは、我が子を人生の勝ち組に入れようと、子どもが小さな頃から情報収集などで必死です!
そんな小さな子どもを持つ韓国人ママたちの間で、よく出て来るフレーズがあります。
教育以外の面では、どんな話題が出て来るんだろう?と気になりますよね!
きっと韓国文化がよく見えてくると思います
それでは、一緒に見ていきましょう~!!!
〇〇엄마・〇〇ママ
日本と韓国、ママ友同士の呼び方って違うの?
韓国ではママ友同士、「その子供の名前+オンマ」という呼び方をします。
例としてあげると、ジュンスオンマ~。ジヘオンマ~などなど。
なので、お母さん同士がお母さんの苗字と名前を知らないことなんてよくある話。
面白いですよね~!
韓国も、日本と同じようにお母さん同士、仲良くなってくると、カカオトーク、連絡先を交換することもよくありますが、
登録する際の名前も、もちろん「〇〇オンマ」と登録します。
日本でも「〇〇君ママ、〇〇ちゃんママ」なんていう呼び方をすることもありますよね。
その他に、苗字だったり、仲良くなるとママの名前だったり。
しかし韓国はこの部分は徹底しています。
この、〇〇オンマという呼び方は、ママ同士に限らず、夫が奥さんのことを話す時も、〇〇オンマと呼んだりします。
夫だけではありません!!
夫の両親がお嫁さんのことを呼ぶときも、〇〇オンマ~と呼びます。
ここが日本と韓国の違いですよね!
女性としては自分の名前を呼ばれる機会がなくなって寂しくないのかな、、? と思っちゃいますが。。
韓国の文化なんですね~!
운동・体作りについて
出典:ドラマ 知ってるワイフ
体作りのことが、ママ友同士よく話題になるの~??とちょっと驚きますよね。
皆さん、韓国ドラマを見ていると、
女性がヨガやピラティス、ジム通いをしているシーンをよく見かけませんか?
韓国ではジョギング、ヨガ、ピラティス、ダンスなどをひとくくりに、운동・運動という言い方をします。
「운동 뭐 하세요?」
何か体作りしていますか?と言ったニュアンスですね。
このフレーズよく使います。
韓国人女性は美肌に関しての意識も高く、皮膚管理に通ったりホームケアにも力を入れていますよね!
それに加えて、自身の体を鍛えることへの意識も相当高め
美の為、健康の為。
韓国人ママたちも、子どもが幼稚園や学校に行っている間、ピラティスやジムなどに通うママさんたち多いんですよ~。
今からジムに行くんだろうな~というファッションで子どもを登園させるママさんたちもいます!
韓国人ママさんたちは、何かと運動をしている率が高め!
周りが美を目指して頑張っていると、こちらまで美意識高くなっていきそうですよね!
학원・塾について
出ました。학원(ハグォン)!!
皆さんも「ハグォン」という単語、聞いたことありますか?塾のことですね!
韓国ドラマの中でも、よく出て来る単語ではありますが、特に高視聴率、大ヒットドラマとなった「SKYキャッスル」を皆さんご存じでしょうか?
出典:SKYキャッスル JTBC チャプター
韓国の学歴社会の問題や、上流社会の生活、我が子を名門大学に入学させるため
必死に奮闘する親たちをリアルに描いたドラマです。
アラフォーの女優さんたち。スタイル抜群、肌もつるつるで美人!!
このドラマ「SKYキャッスル」の中で、何度も何度も繰り返される単語が「ハグォン」なのです。
「ハグォン」この言葉は韓国社会で生きていく上で切り離せない言葉。
韓国では幼少期からハグォンに通います。
街にはたくさんのハグォンがあふれています。
英語、美術、ピアノ、バイオリン、テコンドー、バレエ、様々!
子どもたちを乗せる黄色い送迎バスもがんがん走っています。
何のハグォンに通わせているのか?そのハグォンはどこにあるのか?週何回?料金は?ハグォンの質はどうなのか?と情報収集に忙しい韓国人ママたち
ママたちが集まれば、ハグォン、ハグォン、ハグォンの話題でもちきりです。
남편・夫について
ママ同士話をしていると、子どもの話以外で話題に出て来るのが夫の話。
夫は韓国語で、남편(ナンピョン)と言います。
「남편분 무슨일 하세요?」
旦那さんは、何の仕事をしているんですか?
とてもストレートに聞いてきます。
これは仲良くなってから段階を踏んで聞くという人もいますが、初対面で相手の旦那さんの職について聞き出す韓国人ママさんも多いです!
旦那さんは週末お休みですか?平日は何時に帰ってきますか?仕事から帰ってきたら家のこと、子どものこと手伝ってくれますか?
家族のことが気になって仕方がないですね!
시댁・義実家について
先ほど挙げた夫の話に関連するのですが、韓国人ママ同士会話をしていると、
必ずと言っていいほど、시댁(シデク)の話は出てきます。
しかも盛り上がります。
やっぱりどこの国も嫁姑問題は多少なりあると思いますが、ここ韓国の嫁姑問題のすごさはドラマを見ていても伝わってきますよね
韓国は、家族、親戚間の距離がとても近いのはご存じでしょうか?
結婚すると、夫の家族はもれなくついてきます。
その近さのレベルによっては、一体私は誰と結婚したんだ?! と感じてしまうお嫁さんも存在したり??
出典:ドラマ 恋愛じゃなくて結婚
義実家はどこですか?近くですか?
旧正月やチュソクなどの名節の時は、義実家に行っていますか?
義両親はよくしてくれますか?
というフレーズがよく出てきます。
義実家の場所、どれくらいのペースで会っているのか、義両親はどんな人たちなのか気になる韓国人ママ。
でもそれぐらい、韓国での結婚生活では、義両親との関わりは深く、近い存在ということがわかりますよね。
特に子供が生まれると更に義両親の存在が近くに感じてくるかと思います!
日本は結婚したらそれぞれ、という場合が多いと思いますが、韓国は、、、やっぱり結婚しても繋がりが濃いですね~!
文化の違いを感じます!
할아버지할머니&도우미
祖父母やシッターについて
韓国人ママたちは自分ひとりで苦労して子育てするというより、
頼れるものは全て頼って、自分の負担をできるだけ軽くできるようにします!
祖父母が子育てに加わるのは一般的なこと。
出典:ドラマ 世界で一番可愛い私の娘
ドラマの中でも、祖父母が子どものお世話や送り迎えをしている様子がよく描かれていると思います。
シッターさんに関しては、韓国では産後トウミといって、赤ちゃんを産んだ後、トウミアジュンマ(シッターさん)を雇って、
自分は体の回復、休息に努めるというのが韓国での一般的な考え。
出典:ドラマ 産後ケアセンター
共働き、専業主婦など関係なく、住み込みのシッターさんを雇うということもよくある話。
なので、韓国人ママたちの間では、祖父母やシッターさんなど、周囲の人の話題がよく上がるようです
반찬・ご飯のおかずは?
教育も大事ですが、食もとても大事で、生きることは食べること、食べることは生きることな韓国。
おかずというのは、韓国語で반찬(パンチャン)と言います
パンチャンという言葉は韓国人の生活で欠かせない言葉。
1日に1度は耳にする単語ではないでしょうか。
「반찬 뭐 해 먹어요?」
おかずはどんなものを作っていますか?
このフレーズ韓国人ママたちの間でよく出てきます。
韓国人ママたちは毎日家で作るというより、お惣菜屋さんでパンチャンを買い込んだり、ペダル(デリバリー)、外食が多め。
とは言え、毎日外で買って来たものだと飽きるし体にも悪いですよね。
塾の話も大事ですが、今日のパンチャン何~?どんなパンチャン作ってる~?というフレーズもママたちの間でよく飛び交っています。
김밥・子どもはキンパブ好き?
김밥・キンパブ。
皆さんにとってもなじみ深い食べ物で、韓国を訪れた際、キンパブを食べる機会って多いのではないでしょうか。
小腹が空いたときなどちょうどいいですよね。
軽食屋さんにキンパブは必ずあるので、気軽に食べれますよね。
キンパブは家庭でもよく作られていて、子どもから大人まで愛されている一品。
そんなキンパブを韓国人ママは大量に作って、周囲の人におすそ分けします。
子どもはキンパブよく食べる?キンパブの中身の具はどんなものが好き?とママ友に聞いてリクエストに応えて作ってくれたりも
韓国人のこういう面はとっても情深いですよね!
커피 한잔・お茶しましょう!
韓国人はカフェ、コーヒーが大好き!
食後の커피한잔・コーヒー一杯はお決まりコースですよね。
同じくママたちはカフェでの集いが大好き
子どもたちが幼稚園や学校に行っている間、
ママ同士でカフェでお茶をしながらお喋りをしている光景をよく見掛けます。
今度お茶しましょう~とスケジュールを事前に立てておいてカフェに行くこともあれば、
子どもを登園させる時ばったり会ったタイミングで、あ、じゃあお茶する~? という流れもよくあること。
日本でもママ友同士ランチに行ったりお茶をしたりしますよね。
でも韓国はもっと日常的に、お茶しましょう~!というフレーズを使いますし、すぐにカフェに行く傾向があるかな~と思います
今回は韓国人ママの間でよく出て来るフレーズについてご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
食べ物をおすそ分けする文化、ハグォン、オンマ一人で苦労して子育てするのではなく、祖父母やシッターをうまく巻き込んで育てていく文化が見えてましたよね!
面白い発見があれば嬉しいです
ここまで、韓国人ママの間でよく出て来るフレーズについての記事でした。お問い合わせ事項がある場合、本ブログ記事のコメント欄にご記入いただくか、help@creatrip.com までメールもしくは、公式ライン@creatripまでメッセージを送ってください。