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ユン・ヨジョン、感激の受賞→「ブラッド·ピットとついに会った」機転が利く感想まで

韓国俳優で初の快挙、アカデミー助演女優賞を受賞

Dahye
4 years ago
ユン・ヨジョン、感激の受賞→「ブラッド·ピットとついに会った」機転が利く感想まで


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


第93回アカデミー授賞式で、韓国俳優初の助演女優賞を受賞


(この写真の著作権はNews1にあります)

女優ユン·ヨジョンが25日(現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスユニオンステーションで開かれた、第93回アカデミー授賞式に到着し、レッドカーペットでポーズを取っている。© AFP=News1 © News1 ウ·ドンミョン記者


(ソウル=News1)チャン·アルム記者 = 女優ユン·ヨジョン(74)が、第93回アカデミー授賞式で、韓国俳優として初めて助演女優賞を受賞する、感激の瞬間を迎えた。


ユン·ヨジョンは26日午前(韓国時間、現地時間25日午後)、アメリカ・カリフォルニア州のLAユニオンステーションとドルビー劇場などで開かれた、第93回アカデミー賞授賞式で、「ミナリ」のスンジャ役として助演女優賞のトロフィーを抱いた。


「ミナリ」は、希望を探して見知らぬアメリカに渡った韓国の家族の、とても特別な旅程を描いた映画だ。ユン・ヨジョンは劇中、幼い孫たちの面倒を見るために韓国からアメリカに来たスンジャを演技した。彼女は今回の映画を通して、30個余りを超える海外演技賞を総なめし、アメリカ俳優組合賞(SAG)とイギリスのアカデミー授賞式などで助演女優賞を席巻しながら、アカデミー助演女優賞の受賞はすでに有力に予測されていた。


この日ユン・ヨジョンは、韓国俳優史上初めて、アメリカのアカデミー授賞式で助演女優賞を受賞し、韓国映画史も新しく書き直した。また、アカデミー授賞式でアジア俳優2番目の助演女優賞を受賞する底力も見せてくれた。


これに先立ち、去る1958年に開かれた第30回で「サヨナラ」のミヨシ・ウメキ、2004年に開かれた第76回で「砂と霧の家」のショーレ・アグダシュルー、2007年に開かれた第79回では「バベル」の菊池凛子が、アジア俳優として助演女優賞の候補に指名され、このうちミヨシ・ウメキが受賞に成功した。アジア俳優としては4番目に助演女優賞の候補に指名されたユン·ヨジョンは、この日受賞に成功し、アジア俳優として2番目にトロフィーを抱く栄光に輝いた。


ユン・ヨジョンが名前を上げた今年の助演女優賞には、マリア・バカローヴァ(続・ボラット)、グレン·クローズ(ヒルビリー・エレジー)、オリヴィア·コールマン(ファーザー)、アマンダ·サイフリッド(マンク)など、錚々たる俳優たちが共にノミネートされた。


(この写真の著作権はNews1にあります)

ユン・ヨジョン(左側)とブラッド・ピット © AFP=News1


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ユン・ヨジョン(左側)とブラッド・ピット © AFP=News1


この日、助演女優賞の授賞は、ハリウッド俳優かつ映画「ミナリ」の制作社PLAN Bを設立した、ブラッド·ピットが務めた。


ブラッド·ピットはこの場で、ユン·ヨジョンの名前を助演女優賞の受賞者として呼び、舞台に上がったユン·ヨジョンは、「ブラッド·ピット、ついに会えて嬉しい」とし、「私たちが映画を撮った時どこにいらっしゃったのか、本当にお会いできて光栄」と話し、笑いを誘った。ブラッド·ピットは、舞台から少し離れて拍手をしながらユン・ヨジョンの受賞を祝い、ユン・ヨジョンが舞台から降りると、彼女をエスコートしながら2人のツーショットが撮られ、視線を虜にした。


(この写真の著作権はNews1にあります)

ユン・ヨジョン © AFP=News1


ユン・ヨジョンはこの日もやはり、印象的な受賞感想を通して、笑いと感動を全て与えた。


ユン·ヨジョンは、「私は韓国から来て、私の名前はユン·ヨジョン」だと自身を紹介した後、「ヨーロッパの方々は、多くの方々が私の名前を『ヨヨン』や『ユジョン』と呼ばれるが、全て許してあげる」と話し、もう一度笑いを誘った。続けて、「私は実は、アジア圏で暮らしながら西洋のテレビ番組をたくさん見たが、今日直接この場に来ることになって信じられない」としながら、「それでは私が、少し気を取り直してみる」と、震える気持ちを表した。


ユン·ヨジョンは、「私に票を投じてくださった全ての方にとても感謝し、『ミナリ』の家族の方々にも感謝する」と話した。続けて、「スティーヴン・ユァン、リー・アイザック・チョン監督、ハン·イェリ、ノエル、アレンなど、私たち全員が映画を撮りながら共に家族になり、何よりリー・アイザック・チョン監督がいなければ、この場に立つことさえできなかった、感謝する」とし、「監督は私たちの船長であり、また私の監督であった、そのためとても感謝している」と、改めて真心を打ち明けた。


ユン・ヨジョンは、共に候補に上がった俳優たちの立派な演技にも言及した。彼女は、「感謝している方がとても多いのに」とし、「私は実は競争を信じない」としながら、「私がどうやって大女優グレン·クローズと競争できるのか」と告白した。また彼女は、「グレン・クローズの素晴らしい演技を、あまりにも多く見てきた」とし、「5人の候補たち全員がそれぞれ違う役割を果たしたため、実は競争が起こり得ない」とし、「ただ運が少しだけ良かったため立っているようだ」と、謙遜に話した。


またユン·ヨジョンは、2人の息子と、自身のスクリーンデビュー作「火女」を演出したキム·ギヨン監督にも、感謝の気持ちを伝えた。ユン·ヨジョンは、「2人の息子に感謝している、2人の息子が私に、働きに出ろと勧める」と冗談らしく話した後、「私の子どもたちの小言のおかげで母親が一生懸命働いてみると、こんな賞を受賞することになった」と、もう一度感謝した。ユン·ヨジョンは、「キム·ギヨン監督にも感謝する」とし、「私の初めての監督だった、私の初映画を共に作られたが、今も生きていらっしゃったなら、私の受賞を喜んでくださったと思う」と付け加え、感動を加えた。


一方、「オスカー賞」とも呼ばれるアメリカのアカデミー授賞式は、アメリカ映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が主管する、アメリカ最大の映画賞だ。今年の授賞式は、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)により、2ヶ月ほど遅れたこの日に開催された。韓国女優ユン·ヨジョン、ハン·イェリが出演した、アメリカの独立映画「ミナリ」は、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など、6つの部門に名前を上げた。








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