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[スポーツ朝鮮ドットコム キム·ジュンソク記者] ｢心から反省し申し訳ない｣｢容疑を認めます｣
仮想通貨を利用して大麻を購入した金額だけで1億ウォンを超え、実に161回も常習麻薬を楽しんでいたBTOBのチョン·イルフンが、全ての嫌疑を認め、法廷で謝罪した。しかしネットユーザーたちは、あまりにも遅い謝罪と言い訳に汲々とする姿に、失望感を表した。
22日午前、ソウル中央地法 刑事合議22部(部長判事ヤン･チョルハン)は、麻薬類管理に関する法律違反の嫌疑で起訴された、チョン·イルフンの初公判期日を進行した。
検事の供述によるとチョン·イルフンは、2016年7月5日から2019年1月9日まで、共謀者らと161回に渡って1億3300万ウォン相当を送金し、820gほどの大麻を買収した。液状形態でも使用した。その後にも、共謀者なしに大麻を使用したりもした。
チョン·イルフンの法律代理人は、｢公訴事実を全て認め、被告人の過ちを反省する｣と意見を供述した。チョン·イルフンもやはり、すでに二度、反省文を法院に提出した。
チョン·イルフンもまた、｢心から反省している。本当に申し訳ない｣と頭を下げた。チョン·イルフンと共に麻薬嫌疑で起訴された6人、麻薬幇助嫌疑で起訴された1人も、全て嫌疑を認めた。
しかしファンたちは、｢謝罪があまりにも遅かった｣と、残念さを表した。
これに先立ち昨年7月、チョン·イルフンは大麻常習吸引の嫌疑で摘発され、検察に送致された。警察はチョン·イルフンが、4~5年前から数回に渡って大麻を吸ったものとみている。また、捜査網を避けるために、仮想通貨を利用して大麻を購入したことが伝えられた。
特にチョン·イルフンは、警察捜査が進行中だった去年5月に入所し、現在は社会服務要員として勤務中だ。これにより、チョン·イルフンの入隊時期と関連し、逃避性の疑惑も提起された。すでに2020年初めに警察捜査の過程で嫌疑が摘発されており、7月にはすでに大麻常習吸引の嫌疑で検察に送致されていたためである。
しかし所属事務所は、チョン·イルフンの入隊時期が当初3月だったが、コロナ19のために延期されたものだと釈明した。
結局ファンたちは、チョン·イルフンに対して脱退運動をし始め、所属事務所は公式立場文を通して、｢厳重に受け止め慎重な論議の末に、これ以上グループに被害をもたらすことはできないという本人の意見を尊重し、チーム脱退を決定した｣と明かした。
その後ファンたちは、残った6人を応援し支持したが、去る1月に開催された｢2021 BTOB 4U ONLINE CONCERT-INSIDE｣のフィナーレで、また一度論難が起きた。
チョン·イルフンが常習麻薬嫌疑で脱退しながら、7人組から6人組になった中、ユニットコンサートを通して初めて公式の場に立つことになった彼らは、特別な言及はなかったが、フィナーレ舞台でイ·チャンソプが、7人組のBTOBを意味するかのように、指で｢7｣を表した。
これに対し、｢7｣ジェスチャーに向かう抗議が相次ぐと、イ·チャンソプは、｢『あの時あの時代の僕たちを、僕たち全員忘れないでおこう、永遠に心の中に刻んでおく』という気持ちで表現したジェスチャーだった｣とし、｢これまで抑え溜めておいた、積もり積もった感情と多くの考えが、『僕たちのコンサート』(フィナーレ曲)の音楽が流れると、抑えきれないほど湧き出た。この気持ちが歪曲されないことを願う｣と釈明したが、論難はさらに大きくなった。
リーダーのソ·ウングァンもまた、｢今回のコンサートの時、僕たちがした行動と言葉によって傷ついた方々に、心から申し訳ないという言葉を必ず伝えたかった」と長文の書き込みを掲載し、ファンたちに謝罪した。
ソ·ウングァンは、「まだ癒されてもいない傷を抱えたままコンサートを見ながら、必死にもう一度よくスタートしようとするその気持ちをよく分かっていたので、さらに申し訳ない気持ち」だとし、「実は僕は、『ただ笑いながら黙々と一生懸命活動していれば、だんだん鈍くなるんじゃないか、大丈夫になるんじゃないか』という考えで臨んだが、『僕たちのコンサート』が流れた瞬間、本当に数多くの感情がこみ上げてきながら、多くの思いが浮かんだ」と打ち明けた。
ソ·ウングァンは、「涙で全て振り払いながら固く決心してお伝えした、『BTOBは永遠だから』という言葉に最後まで責任を持ち、いつも今のBTOBに真心を尽くすので、来る11月、6人の完全体が来るその日まで、そして笑いながら会えるその日まで、これからもどうか互いに力になり、幸せになれるように、共に一生懸命進んでいくことを願いながら、最善を尽くして歌う」と、本心を見せたりもした。