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「ヴィンチェンツォ」、中国PPL論難にも打撃無し…自己最高を更新

繰り返される中国産製品の露骨なPPL論難

해바라기 @creatrip
4 years ago
「ヴィンチェンツォ」、中国PPL論難にも打撃無し…自己最高を更新


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図は全くありません)


[スポーツ京鄕]


ドラマ『ヴィンチェンツォ』でのシーン、登場人物がテーブルに座り、インスタントビビンバを前にして対話しているところ。

(この写真の著作権はスポーツ京鄕にあります)


中国産ビビンバのPPL論難にも、びくともしなかった。「ヴィンチェンツォ」が、最高視聴率を更新した。


去る21日に放送された、tvN土日劇「ヴィンチェンツォ」10話が、11.4%(ニルソンコリア全国基準)を記録しながら、自己最高視聴率を新たに刻んだ。


先月、7.7%の視聴率で初放送をスタートし、上昇傾向を続けてきただけに、「ヴィンチェンツォ」の乗勝長駆が驚くべきニュースではない。しかし、最近起こった中国産製品のPPL論難を考えると、最高視聴率を更新したことは意外な結果と見られる。


先週放送された「ヴィンチェンツォ」8話で、「ヴィンチェンツォ・カサノ」(ソン·ジュンギ)と「ホン・チャヨン」(チョン·ヨビン)が、中国で有名な即席食品ブランドの中国内需用ビビンバを食べる場面が出ながら、視聴者の抗議が殺到した。主演俳優であるソン·ジュンギが、アジア全域で大きな人気を博している韓流スターなだけに、海外ファンたちを狙ったPPLだと見られるが、最近になって、中国がキムチや韓服など韓国の固有文化を中国文化だと主張する、「歴史歪曲」で摩擦を起こしている分、慎重でなかった選択だという指摘が相次いだ。


インスタントビビンバの近景、中国ブランドのパッケージが特徴的に映っている。

(この写真の著作権はスポーツ京鄕にあります)


ソ·ギョンドク誠信女子大学教授もまた、自身の社会関係網サービス(SNS)を通して、「韓国ドラマの全世界への影響力を通して、数多くの国に製品広報を狙ったものではないかと思われる。懸念されるのは、中国語で書かれた使い捨て容器に入ったビビンバが、もしかすると海外視聴者たちには中国料理だと誤解を招く可能性があるため」だと指摘した。


そんな中、伝えられた中国メディアとネットユーザーたちの反応は、火のついた論難に油を注いだ。中国官営メディア 環球時報の英文版グローバルタイムズは論難に関連し、「主人公が中国の『自熱式ビビンバ』を食べていることに、韓国ネットユーザーたちが爆発した」とした。一部の中国ネットユーザーたちは、「ビビンバは残った食べ物を処理する方法」、「食文化が足りなくてビビンバで興奮する韓国人」、「中国資本がなければドラマ制作も難しい国」などの卑下発言が伝えられ、憤慨させた。


中国産製品の露骨なPPLを巡る論難は、初めてではないにも関わらず、毎回繰り返されている。去る2月に終映したtvNドラマ「女神降臨」では、「ヴィンチェンツォ」に登場した同一ブランドのインスタント火鍋、中国の有名な電子商取引企業のロゴなどが、適切でない場面でPPLとして登場し、多くの視聴者に不快感を与えた。これに、一部の視聴者は放送通信審議委員会(放審委)に、「女神降臨」のPPL関連の請願

を出したりもした。「女神降臨」に登場した中国の電子商取引企業は、去る2019年に国内外でシンドローム級の人気を集めた、tvNドラマ「愛の不時着」にも登場したことがある。


来る5月に放映予定である、tvNドラマ「九尾の狐とキケンな同居」は、中国のストリーミングプラットフォーム iQIYIの、初の韓国オリジナルシリーズとして制作される。国内ではtvNで放映されるが、海外ではiQIYIモバイルアプリを通して単独ストリーミングされる予定であるため、早くから過度な中国産製品のPPLに対する憂慮を生んでいる。