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力強い歌声とベートーヴェンの名作に感動するが、物語は物足りない
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Creatrip Team
18 days ago
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刷新されたミュージカル『ベートーヴェン』は、圧倒的な歌唱力とベートーヴェンの名曲で舞台を満たす一方、物語が直線的である点が課題として残る。EMKミュージカルカンパニーは、2023年の初演と日本でのライセンス化を経て、ソウルで同作を復活上演し、現在は作品名をシンプルに『ベートーヴェン』として提示している。 新バージョンは、禁断のロマンスから、1810年の苦悩する芸術家としてのベートーヴェンの内面へと焦点を移し、忍び寄る難聴、社会的孤立、そして忠実な友人の支えを描く。音響と照明は耳鳴りを表現し、「悲愴」(ピアノ・ソナタ第8番)や「月光」などの象徴的な楽曲は、現代のミュージカル演劇向けのアレンジで再構築されている。 「悲愴」と「皇帝」協奏曲を織り交ぜたデュエットを含む新曲は、パク・ヒョシンやホン・グァンホといったスターの歌唱力を際立たせる。合唱交響曲を用いたクライマックスは、ベートーヴェンが自作を指揮しているかのような、スリリングでほとんど実体験に近い感覚を観客に与える。 しかし、筋立ては依然として直線的で、聴力の喪失、苦しみ、支え、そして最終的な勝利へと進むのみで、より深い物語上の問いや感情の広がりには欠ける。公演はソウルの世宗センター大劇場で8月11日まで続く。
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