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黄茶(フアンチャ):まろやかで多用途な茶、どこでも楽しむ方法
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Creatrip Team
a month ago
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黄茶(ホアンチャ/huangcha)は中国の六大茶類の一つで、黄色い水色(すいしょく)と黄色みを帯びた茶葉、そして「悶黄(もんおう)」(minhuang:茶葉を包み、熱と水分を閉じ込める工程)と呼ばれる重要な製法工程によって特徴づけられる。悶黄は茶の個性をやわらげ、苦味の原因となるカテキンやカフェインを減らす一方で、旨味を担うアミノ酸を増やし、まろやかで余韻の長い味わいを生み出す。なお、もともと茶葉が自然に黄化するタイプの茶(「黄化茶(huanghua tea)」)は別物で、悶黄によって作られるものではない。 韓国では分類が依然として明確ではない。国内で流通する「黄茶(huangcha)」の中には悶黄に沿うものもある一方、軽い発酵の烏龍茶(ウーロン茶)に近いもの、さらには紅茶に近いものも見られるため、生産者が曖昧な表示として「発酵茶」というラベルを用いる場合もある。 黄茶の種類には、つぼみを用いる芽茶(黄芽/huangya)である君山銀針(Junshan Yinzhen)、若い葉を用いる小葉茶(黄小/huangxiao)である溈山毛尖(Weishan Maojian)、より大きな葉を用いる大葉茶(黄大/huangda)である霍山黄大(Huoshan Huangda)などがあり、それぞれ香りの特徴が異なる。 黄茶を実用的かつ人気の方法で淹れる器としては、蓋碗(gaiwan:ふた付きの碗)が挙げられる。蓋碗は癖の少ない「中立性」と操作性の高さが評価され、三本指の持ち方(人差し指でつまみを押さえ、親指と中指で縁を支える)を用いる。やけどやこぼれを防ぐため、茶葉や湯を入れる量は全体の70〜80%にとどめ、抽出した茶湯はカップに注いで香りを楽しむ。忙しい茶愛好家にとっては、蓋碗一つで、凝った茶器一式を揃えずともシンプルでミニマルな茶の実践が可能になる。
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