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「起きよ、敬え、抱け」— あるローカルアーティストの信条の様相
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Creatrip Team
a month ago
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巡回展「キム・ジンヨル・アーカイブ:Rise, Respect, Embrace」が来月、チアク・アートセンター(7月1~4日)で開幕し、その後、キム・ダルジン・アート・アーカイブ・ミュージアム(7月13日~8月14日)で開催される。展示では、江陵生まれで原州を拠点とする作家キム・ジンヨルの生涯と仕事をたどり、約60点の絵画・彫刻に加え、写真、ノート、インタビュー、展覧会資料など約70点のアーカイブ資料を紹介する。 キュレーターは、従来の「人」「形」「地域主義」といったラベルから焦点を移し、人間と自然、労働と日常生活、物質の記憶のあいだにある生態学的な関係性を通して、彼の実践を読み解く。展覧会タイトルは、原州の生命運動家ムウィダン(무위당)チャン・イルスンの教えである「crawl, serve, join」を踏まえ、ここではrise(レジリエンス)、respect(人・自然・生命への敬意)、embrace(捨てられた素材や周縁化された人々を関係性のネットワークへ取り込むこと)として再構成している。 キムの切断、引き裂き、重ね合わせといった粗い技法は、磨き上げられたモダニズムから意図的に距離を取り、時代の傷痕を露わにする。1986年に原州へ移り住んで以降、彼の制作は地域の生活思想や協同組合運動の影響を受けた。原州の高速バスターミナルに繰り返し登場する人物像は、急速な工業化のなかで取り残されながらも、尊厳ある生活を支え続ける人々を想起させる。 キムは地域の大学で教鞭を執り指導的役割を担うとともに、絵画、ドローイング、インスタレーションにまたがって活動し、2017年に第2回パク・スグン美術賞を受賞した。7月1日午後5時のオープニングに先立ち、同日午後3時からは作家本人と批評家パク・ヨンテクによるラウンドテーブルが行われる。(ムウィダン:原州の生命運動家チャン・イルスンの敬称の愛称)
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