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松本陽子さん(90歳)、キャンバスと絵の具が彼女を動かし続ける様子を語る
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Creatrip Team
a month ago
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90歳の日本人抽象画家・松本陽子が、ホワイトキューブ・ソウルで個展「Placed in the Gaze of Nature」を開催している。西洋抽象の色彩感覚と、東アジアの水墨画(sumi-e)の空間的な静けさを融合させる先駆者である松本は、先入観よりもキャンバスと絵具によって心を動かされると語る。転機は1967年のニューヨーク訪問で、米国の抽象作家たちを知ったことだった。その後、アクリル絵具は彼女に解放感をもたらし、色を重ねることで霧がかった奥行きのある表面を生み出すことができるようになった。 本展は、初期の「Pink」シリーズから、抑制された「White」作品、そして身体的負担により床に置いて行う強度の高い制作からイーゼルでの制作へ移行した後に描かれた近作の「Blue」の油彩画まで、40年にわたる仕事を網羅する。松本は自らの制作過程を、キャンバスの「命令」に従う力強いパフォーマンスだと表現し、1点の納得のいく作品にたどり着くために多くの試みを破棄することも少なくないという。 松本は鑑賞者に対し、自作に壮大な意味を無理に当てはめず、楽しんでほしい――さらにはその前で踊ってもよいと呼びかける。展覧会は8月14日までホワイトキューブ・ソウルで開催される。(sumi-e:東アジアの伝統的な水墨画)
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