ミシュランガイド ソウル&プサン 2026は233軒のレストラン(ソウル178、プサン55)を選出し、ミシュラン星付きは46軒となった。独立系でシェフ主導のファインダイニングが依然として優勢で、ソウルにはミングルズ(三星、モダン韓国料理)を含む42軒の星付きレストランがあり、複数の二つ星・一つ星の独立系が存在するのに対し、プサンは一つ星が4軒だった。ホテル内レストランの星獲得はソウルでわずか6軒にとどまった。注目のホテル受賞店には、新羅ホテルの 라연(ラヨン、二つ星、伝統韓国料理の再解釈)やグランドインターコンチネンタルソウルパルナスのSushi Kanesaka(一つ星)、シグニエルソウルのBiche-naやフォーシーズンズソウルのYU YUANといった一つ星のホテル内店舗が含まれる。結果は、ホテル中心のファインダイニングから独立系レストランへのシフトを浮き彫りにしており、その背景には所得上昇、体験としての外食、メディアが生むシェフの著名性、予約プラットフォームの影響などがある。ホテル側はこれに対し、海外のシェフブランドとの提携やスターシェフの招聘、ミシュラン星付き店との協業、研修への投資などで対応している。例としては、パルナスの日本・Kanesakaグループとの提携(Sushi Kanesaka)や、バンヤンツリーソウルの長期的なシェフコラボレーション(例:Festa by Mingoo、Festa by Zero Complex)などがある。評論家は、ホテルが人材獲得、ブランド契約、料理教育を強化しない限り、F&Bの重要性を失うリスクがあると警告している。