韓国の美術記者がヨーロッパ最古級の美術機関の一つであるストックホルムのNationalmuseum(国立美術館)を訪れ、主要な作品や展示を紹介する。美術館は1500年から1900年にわたる16,000点の作品と工芸から近代デザインまでを所蔵している。カール・ラーションの1915年の物議を醸した壁画Midvinterblot(ミッドヴィンターブロット/Midwinterblot、英題:The Sacrifice in Midwinter)は、古代の王が生贄として自らを差し出す様子を描いており、その裸体表現と儀式的主題のために82年間拒絶され、海外へ売られた後1997年にスウェーデンへ帰還した。現在はリーダーシップと自己犠牲の物語として読み直されている。美術館はまた北欧で人気の作品も展示している:カレル・ファブリティウスの繊細なA Young Student at His Desk、アレクサンダー・ロースリンの人気作The Lady with the Veil(ヴェールの婦人、遊び心のある稀な微笑む肖像)、そしてカール・ラーションによる「IKEA風」の家庭風景を示す多数の作品群である。長い間過小評価され「北欧モダニズムの最も有名な無名人」と呼ばれてきたハンナ・ヒルシュ=ポウリの大規模回顧展は、60年間にわたる130点の作品を通じて家族、女性の役割、ユダヤ人性、社会問題といったテーマを探る。来館者はまたオランダの17世紀絵画や、スカンディナヴィアの歴史的闘争とアイデンティティを反映する国民ロマン主義の作品も楽しむことができる。