Now In Korea
忘れられた韓国のアートソングが物語と映像でよみがえるK-StoryコンサートCreatrip Team
a month ago
尹仁澤(ユン・インテク)、ソウル芸術センターの元館長は、10月20〜21日に国立中央博物館講堂で上演されたK-Storyビデオコンサート「Great Youth」の芸術監督を務めている。衰えつつある韓国の藝術歌曲(가곡)をよみがえらせるために、彼は「悲莫(Bimok)」「麦の野(Barley Field)」「マグノリア(Magnolia)」「我が祖国・我が民(My Country, My People)」といった1950年代前後の愛される歌を、アーカイブ写真やフィルム、語り(無声映画の語り手のスタイルによるナレーション)、そして舞台化された歌唱と組み合わせ、静的になりかねない演奏会を魅力的なマルチメディア・ストーリーへと変えている。尹は、このフォーマットが観客層を広げ、博物館や公共劇場、全国のフェスティバルで上演できる手頃で持ち運び可能なプロダクションを生み出すと語る。彼は他にも、名画の名場面を歌に合わせたロマンスをテーマにしたコンサートや、柳寛順(Yu Gwan-sun)や羅蕙碩(Na Hye-seok)といった歴史的人物を描く肖像コンサートなどを計画し、地域の団体にコンセプトをライセンス供与してダンスジャンルへ展開することも望んでいる。また、AIツールが映像権や制作コストを削減するのに役立ち、持続可能な企画運営と出演者の舞台機会の増加を支えているとも指摘している。
情報が気に入ったら?