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韓国のコーヒー豆輸入額が過去最高に達する；小売価格が再び上昇する可能性あり
Creatrip Team
2 months ago
韓国のコーヒー豆の輸入額は、世界的なアラビカ価格の急騰により今年初めて2兆ウォンを超える見込みだ。第3四半期までの輸入額は13億2780万ドルで、輸入量はわずかしか増えていないにもかかわらず前年同期比46%増となった。今月のアラビカ先物は平均で前年同月比50%以上上昇しており、ブラジルやベトナムなど主要生産国での気候関連の収量減、アジアでの需要増、ロブスタからより価格の高いアラビカへのシフトが要因となっている。為替変動や物流コストの上昇も圧力をかけている。大手韓国コーヒーチェーンやインスタントコーヒーのメーカーはすでにメニュー価格を引き上げており、消費者向けのコーヒー価格は前年比15.6%上昇した。業界アナリストは、豆価のショックは小売価格に8〜11か月で波及することが多く、企業は数か月分の在庫を持っているため、年末に向けてさらに値上げがあり得ると警告している。消費者団体は、コーヒー1杯のコストに占める豆の割合は約4〜13%と小さいとして、値上げをすべて消費者に転嫁することの公平性を問いただしている。（arabica：高級コーヒー豆の品種）
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