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イール・スペースでの『ダスト・オブ・ザ・ベースメント』展が埋もれた記憶を探るCreatrip Team
2 months ago
ソウルのIlu Space(일우스페이스)では、10月30日から11月28日までグループ展「Dust of the Basement」を開催し、ソン・スンウン(Song Seung-eun)、イム・ソダム(Im So-dam)、イ・ヨンスク(Lee Yeon-sook)、チャ・ヘリム(Cha Hye-rim)の作品を紹介します。本展は「地下室」(ガストン・バシュラールの『空間の詩学』から借用した概念で、自己の深層を指します)と「ほこり」(記憶の途切れた断片)という比喩を用い、埋もれた感情や残存する記憶がいかに表出し再編されるかを検証します。ソンの絵画は時間の層や微小な記憶を可視化し、イムは感覚の断片が素材や身体を滑るように移動する平面作品や彫刻を提示します。イは人間と非人間が共有する場所の記憶を探るインスタレーションや映像を提供し、チャは自伝的語りと他者性を混ぜ合わせて未完の場面を構成します。
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