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流れる生命:2025年チュンチョンでエコアートフェア開催Creatrip Team
2 months ago
2025年のエコアートフェア「FLOW」は4月21日に春川の江原デザインセンターで開幕し、今回は第4回目を迎え、江原道で最大のアートマーケットとなった。展示は陶芸、絵画、彫刻、インスタレーションを含む62人の作家による300点以上の作品を紹介している。20名以上の陶芸作家が参加し、国際的に展示歴のある作家と主要フェアではあまり見られない作家の両方が出品している。展覧会は再生と流れを主題とし、地域の素材、特に楊口白土(Yanggu baekto、朝鮮時代の白磁に用いられた伝統的な白土)に根ざしており、楊口白土博物館が会場に資料を貸し出している。見どころとしては、黄春旭(Chun-wook Hwan)による地域の土と混ぜ合わせた白土の再解釈、具多英(Gu Da-young)による数百匹のアリの彫刻を載せた陶器で群衆の行動を探る作品、李叡宣(Lee Ye-seon)による生命の起源を象徴する何千粒もの米で作られた人体表現、朴詩月(Park Si-wol)の記憶を喚起するエッチングガラスの層、金リン亜(Kim Ryun-a)の衝動的で爆発的な色彩作品などが挙げられる。追放や離散を反映した金鍾淑(Kim Jong-sook)の厚く風化したカンバスなど、地域の記憶や歴史に向き合う作品も展示されている。フェアでは手頃な価格帯から高価格帯までの作品が提供されており、主催者は春川での本物性と独自の文化体験を強調している。
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