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香港コンテンポラリーダンスカンパニーがソウルで『Mr. Blank 2.0』を初演Creatrip Team
2 months ago
香港を代表するコンテンポラリーダンス団体、シティ・コンテンポラリー・ダンス・カンパニー(CCDC)は、革新的なクロスメディア作品『Mr. Blank 2.0』を、5月24日〜25日に江東(Gangdong)芸術センター大劇場で開催される「香港週間2025」(香港レジャー・文化服務署主催)の一環としてソウルで初の海外公演として上演する。本作はダンス、ライブ映像、デジタルデザインを融合させ、ガラスの壁やライブカメラ映像を用いて観察者と被観察者の境界を曖昧にし、アルゴリズムとビッグデータの時代における監視、記憶、アイデンティティというテーマを探る。ポール・オースターの短編「A Journey into the Archives」の登場人物に着想を得たこの作品は、カメラで監視される閉ざされた空間を舞台とし、身体と記録された映像が相互作用することで、混乱、孤立、目覚めの瞬間を描き出す。ジャン・シジア(Sang Jijia)が演出・振付を手がけ、新進ダンサーとベテランクリエイターを組ませた制作体制で、香港ダンスアワードへのノミネートをはじめ、South China Morning Postからはその鮮烈で不穏な視覚的強度を称賛(および批評)されるなど高い評価を得ている。『Mr. Blank 2.0』は5月24日〜25日にソウルで上演される。
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